妊娠中は普段よりも多くの栄養素を摂取していく必要があるため、できるだけ吸収率が良くて誰でも簡単に取り入れられるような食材を選ぶことが大切です。

妊婦の方に一番おすすめできる食材は、手軽に取り入れられる「さつまいも」と「ゴマ」です。

そこで今回は、妊婦の方にさつまいもとゴマをおすすめする理由と簡単なレシピについてご紹介します!

 

妊娠中におすすめの食材と栄養素

ゴマの栄養

妊娠中にゴマをおすすめする理由は、カルシウムや鉄分が多く含まれているからです。

妊娠中は特に鉄分不足に陥る確率が高いため、足りないと感じたときにすぐ摂取することができるゴマのサプリメントなどは非常に重宝すると言えるでしょう。

また、秋にはさつまいもの収穫量も増えるので、ゴマと一緒に調理することで非常に効率的な栄養素の取り方を実現させることができます。

 

さつまいもの栄養

さつまいもにはビタミンCが多く含まれているほかにも、ビタミンEや食物繊維、カルシウムや鉄、ポリフェノールなどが含まれているため、料理に使用するだけでかなり豊富な栄養素を取り入れることができます。

ビタミンCは鉄の吸収を高めるため、さつまいもを摂ることで鉄を効果的に取り入れることができます。

では、妊婦の方には一体どんなレシピが合っているのかを詳しく紹介していきます。

 

妊娠中におすすめの簡単レシピ

先ほども紹介した通り、妊娠中に最も取り入れて欲しい食材は「さつまいも」と「ゴマ」になるので、この2つを使った美味しいサラダのレシピをお伝えします。

さつまいもとゴマのサラダを1週間に3日程度食べるように習慣付ければ、日々疲れ知らずになって体調が整ってくることを実感できるため、すぐに疲れを感じてしまうような方は実践してみてください。

 

さつまいもとゴマのサラダ

【材料】
さつまいも
黒ゴマ
マヨネーズ
塩
こしょう

【作り方】
1.まず始めに、購入したさつまいもを綺麗な水で良く洗い、土などの汚れを取り去っていっていださい。

2.綺麗になったら一口サイズになるようにサイコロ切りで細かくしていき、約10分程度水の中に浸しておきます。

3.ある程度アクが出て行ったことが分かれば水を抜き、キッチンペーパーなどで水気を切っておきましょう。

4.次にお鍋に水を注いで沸騰させていき、先ほど綺麗にしておいたサイコロサイズのさつまいもを茹でていきます。煮崩れを起こすほど茹でないように注意し、箸でつついた時に少しほぐれるくらいが丁度良い硬さです。

5.満遍なく熱を加えることができたら丁寧にボールの中へと移していって、約15分程度熱を冷ましていきます。冷蔵庫の中に入れておくこともできますが、急激に冷やすとかえって味を落としてしまう恐れがあるので、時間に余裕があるのであればしばらく放置しておく方がいいと言えます。

6.粗熱が大体とれたと感じたら、マヨネーズ・塩こしょう・黒ゴマを入れてしっかりと混ぜ合わせていってください。食感を大切にしたい場合にはさつまいもを強く潰さないようにし、小さな子供も一緒に食べられるようにしたい場合には、できるだけペースト状になるようにしっかりと潰していきましょう。

7.綺麗に混ぜ合わせることができたら、お皿の上のレタスを一枚乗せて、その上にサラダを盛り付けていって完成になります。

 

ワンポイントアドバイス

盛り付けにひと工夫

盛り付ける際、サラダの上に軽く黒ゴマを振りかけるようにすると見栄えが良くなるので、見た目も楽しみたい方はぜひ実践してみてください。

さつまいもを使ったサラダはとても簡単に作ることができるので、気が向いた時にはどんどん作るようにしていきましょう。

 

体のことを考えて常温で食べよう

妊娠中は体を冷やさないように気をつけましょう。そのため、サラダは常温のまま食べるように心掛けることが大切です。

冷蔵庫で冷やしたものを食べるようにしてしまうと、体を冷やしてしまい体調にも影響が出かねないので、できるだけ作った当日に食べるようにした方が良いでしょう。

 

マヨネーズ以外のおすすめアレンジ

先ほどはマヨネーズを使用した味付けを紹介しましたが、苦手な方の場合にはヨーグルトを使用しても美味しく召し上がることができます。

ヨーグルトにも数多くのカルシウムが含まれているので、無糖タイプを選んでよく混ぜ合わせておき、少量の粒マスタードを入れて召し上がると美味しさがアップするでしょう。

さらに、食材にハムを追加することで高級感溢れるサラダに早変わりするので、見た目の良さを重視する方はぜひ取り入れてみてください。ただし、生ハムは感染症のリスクがあるので、妊娠中は控えましょう。

 

美味しいサラダを作るための美味しいさつまいもの選び方

美味しいサラダを作るためには、美味しい食材選びも大切です。

今回お伝えしたレシピを実際に作ってみようと思った方へ、最後に美味しいさつまいもの選び方をご紹介しますね!

さつまいもにはさまざまな色や形があると思いますが、最も栄養価が高いと言われているのが皮の色が濃いタイプと艶のあるものになります。

また、少しだけふっくらと太っているタイプの方がサラダには向いているので、できるだけ丸みのあるものを購入するように心掛けてください。

色については紫の皮の色が鮮明なものを選び、少しだけ土が付いているさつまいもを選ぶのがコツになります。

土が付いているものは新鮮度が違うので、調理したときに必要な栄養素を余すことなく摂取することができるようになるからです。

 

まとめ

今回は、さつまいもとゴマの栄養素と簡単なレシピをご紹介しました。

妊婦にとって冷えは一番の天敵となるため、健康のことを第一に考えながら食事を行うようにしていき、いつも健康な状態で生活できるようにしていきましょう。