あなたはさつまいもがどこから伝わってきたのかご存知ですか?

秋になるとほくほくした焼き芋が食べたくなりますが、さつまいもの雑学と栄養について知るとより一層、さつまいもが美味しく食べられるかもしれません。

今回は、さつまいもの雑学と栄養の気になる情報についてご紹介します!

さつまいもの雑学

さつまいもはピンク色の花を咲かせる

日本でおなじみのさつまいもは、ヒルガオ科のサツマイモ属に分類されている植物で、ピンク色のアサガオに似た花を咲かせます。

人間が食べているのはこのさつまいもの塊根で、いうなれば養分を蓄えて育った根っこの部分です。

実はさつまいもの花は鈍感で、短日性という性質なことから本州では開花が難しく、受粉しにくい欠点があります。

その為、品種改良によって効率化を図っていますが、近縁のアサガオを接木して開花の促進が行われているようです。

さつまいもの花についての詳しい記事はこちらです↓

さつまいもに花が咲いた!珍しい花が咲くための条件3選

さつまいもの由来

さつまいもの歴史は紀元前800年から1000年くらいにまで遡り、メキシコを中心に熱帯アメリカで生まれたといわれています。

当時は中央アンデス地方を中心に、栽培が行われていたと考えられます。また紀元前200年から600年頃の遺跡からは、かたどった土器が発見されています。

日本にやってきたのは1600年あたりとされており、琉球から薩摩に伝わったことで、現在の名称が名づけられ呼ばれるようになりました。

ちなみに中国では甘藷といいますが、こちらの呼び方はあまり一般的ではないです。

さつまいもは栽培しやすい

植物としての繁殖能力は非常に高く、環境条件さえ揃えばどこでも効率的に栽培できます。

だからこそ世界的に食べられていますし、各地で様々な料理が考案されたといえるでしょう。

日本でも各地で栽培が行われていて、品種改良やブランドの育成に力が入れられています。

さつまいもの栄養

さつまいもは栄養が豊富な食べ物の1つで、糖質が多いことから食べ過ぎには注意ですが、食物繊維が沢山入っているのでお通じの改善に役立ちます。それとナトリウムの排出を促すカリウムも豊富なので、むくみに悩んでいる人にも最適です。

他にも特筆すべき栄養素を挙げるとしたら、美容や健康に欠かせないビタミンCやβ-カロテン、特有の成分のヤラピンなどです。

さつまいも（皮つき、生の場合）のビタミンCは100gあたり25mg入っていますし、β-カロテンは40ugほど含まれます。

ヤラピンは腸の働きを促進して便の排出を促しますから、食物繊維と合わせてお通じの改善に期待できます。更に、葉酸などのビタミン類とミネラル分が全般的に含まれているので、美味しく食べて栄養を摂取できるサプリのようですね。

参照元：農林水産省

栄養摂取のポイント

皮の部分にも栄養素が多く入っていますから、皮と一緒に食べるのがポイントとなります。

おやつとしても美味しくいただけますが、食事の主食を置き換えても、美味しく健康的に栄養を得ることができます。

蒸しても煮ても焼いても美味しく食べられるので、飽きずに続けやすいことからダイエットのお供にもなるでしょう。

まとめ

今回は、さつまいもの雑学と栄養の気になる情報についてご紹介しました。

さつまいもにピンク色の花が咲くのは珍しいことです。見られたらラッキーですよ。さつまいもの由来や豊富な栄養素についても確認できましたね!

次はあなたが、さつまいもの雑学を身近な方に披露してみませんか?

ひで＠サプリメント管理士

健康食品関連企業にてユーザー様の健康管理をサポート。ヘルスケアに関するトータルバランスを考え資格取得に奮闘。現在は最先端医療クリニックの経営に参加しながら、血液検査や遺伝子検査による未病処置のためのオーダーメイドのサプリや治療をプロデュース。

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