シンプルに焼き芋で食べても、色々な調理に使っても美味しいさつまいもは、スーパーパワーを秘めているヘルシー野菜といえます。それはミネラルや食物繊維、ビタミンや植物性栄養素などが豊富に詰まっていて、その健康効果は目を見張るものがあるからです。焼いたり炒める、茹でる、潰すなど様々なスタイルで簡単に調理できることも嬉しいポイントと言えるでしょう。今回は、さつまいもから得られる栄養価と健康効果についてお伝えします。

さつまいもはお助け食材

中サイズのさつまいも1本分（200g）には、数を多くの栄養素がつまっています。炭水化物は66.2g・食物繊維は5.6g含まれています。女性の1日の食物繊維目標量は18g以上のため、さつまいもを食べると食物繊維を上手に補うことができますね。その他にもカリウムやマグネシウム、カルシウムや鉄などが豊富に含まれます。

近年ではサラダ専門店なども増えてきていますが、このようなサラダ専門店にも必ずさつまいもを使ったメニューが存在しています。それにはきちんと理由があると言えるでしょう。
参考元：文部科学省

さつまいもの健康効果

ビタミンA

ビタミンAの健康効果としては、まず第一に目の健康を守ることです。ビタミンAが視力の回復を助けるとも言われています。また、ビタミンAは視力だけではなく細胞の伝達や成長、分化など様々な身体機能に働きかけるので、免疫力の向上につながります。

ビタミンB6

ビタミンB6は認知発達に不可欠な必須補酵素であり、カリウムとマグネシウムは血圧を安定する効果が期待できるので心臓を強くすることにも繋がるでしょう。

食物繊維

食物繊維によって、悪玉コレステロールを低下させ、心臓病や肥満2型糖尿病などのリスクも減少します。

さつまいもの色で変わる栄養素

さつまいもは色により植物性栄養素の量が違うことが分かっています。これは植物に含まれている健康に良いとされる化合物のことです。例えばオレンジ色のものはベータカロテンと呼ばれる抗酸化力を持ったカロテノイドを最大限に含んでいます。カロテノイドは黄色や赤色、オレンジ色の天然色素のことを指します。

その一方で紫色のものはアントシアニンが多く含まれています。ブルーベリーなどにも含まれているフラボノイドと呼ばれる植物色素のひとつです。アントシアニンにも抗酸化作用が期待できます。このようなことから同じ色のものだけを食べるのではなく、様々な色のものを食べた方が良いということがわかります。

まとめ

今回は、さつまいもから得られる栄養価と健康効果についてお伝えしました。さつまいもには、食物繊維やさまざまなビタミンが含まれています。色によっても健康効果が変わるのは面白いですね。楽しく学んで美味しく食べ、健康的な生活を目指しましょう!

ひで＠サプリメント管理士

健康食品関連企業にてユーザー様の健康管理をサポート。ヘルスケアに関するトータルバランスを考え資格取得に奮闘。現在は最先端医療クリニックの経営に参加しながら、血液検査や遺伝子検査による未病処置のためのオーダーメイドのサプリや治療をプロデュース。

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