さつまいもを離乳食に使いたい!無理なく続ける冷凍保存のコツ7選
さつまいもは栄養豊富で離乳食向きの食材です。自然な甘さがあり、赤ちゃんにも人気がありますが、少量ずつ離乳食を作るには手間がかかってしまいます。家事や仕事で時間がないときは、離乳食作りも嫌になってしまうこともあるかもしれません。
とはいえ、「我が子には市販品の離乳食ではなく、手作りのものを食べてもらいたい」と思うママ・パパもいるでしょう。そこで今回は、さつまいもを離乳食に使いたいときに無理なく続ける冷凍保存のコツをご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・離乳食用のさつまいもを冷凍保存するコツがわかる
・冷凍したさつまいもの上手な解凍方法がわかる
目次
離乳食用にさつまいもを冷凍保存するメリット
離乳食用のさつまいもは冷凍保存が可能です。さつまいもには、ビタミンCやビタミンE、カリウムやポリフェノール、食物繊維などの栄養が豊富に含まれています。
少量でもさまざまな栄養が取れるため、離乳食向きの食材といえるでしょう。また、解凍後に食感が変わってしまう豆腐などと異なり、さつまいもは冷凍保存しても、おいしく食べられるメリットがあります。
【離乳食用のさつまいも】冷凍保存のコツ
冷凍保存するときのちょっとしたコツを試すことで、離乳食作りが簡単になります。離乳食用にさつまいもを冷凍保存するコツをぜひ参考にしてみてくださいね!
離乳食用のさつまいもを冷凍保存するコツは以下の通りです。
・さつまいもの繊維質を除いてカットする
・アク抜きをする
・急速冷凍する
・小分けにする
・解凍後の調理法に合わせて冷凍する
・フリーザーバックに日付を記入しておく
・フリーザーバックに入れるときは空気を抜く
では、ひとつずつ見ていきましょう!
さつまいもの繊維質を除いてカットする
離乳食にさつまいもを使う場合は、食物繊維の多い部分を除いてから使いましょう。なぜなら、食物繊維が多いままだと赤ちゃんが食べにくい場合があるからです。消化機能もまだ未熟なので、消化しにくい食物繊維を避けて与えるようにしてください。
さつまいもの両端や皮の近くには食物繊維が多いので、離乳食では取り除いてから調理しましょう。さつまいもの皮を厚めにむいてから調理することも上手に冷凍保存するポイントです。
アク抜きをする
さつまいもを冷凍保存する前にアク抜きをしておくと、解凍後に食べやすくなります。さつまいもはアクがあるので、そのまま冷凍保存すると苦みがでることがあり、赤ちゃんがおいしく食べられないことがあります。
そのため、さつまいもを切ったあとに、5分ほど水に浸してアク抜きをしてから調理しましょう。アク抜きをすることで、さつまいもの変色を防いだり、苦みを軽減したりできるので、調理前にひと手間を加えることをおすすめします。
アク抜きについて詳しくはこちらの記事が参考になります↓
急速冷凍する
早く凍らせるために、フリーザーバックにさつまいもを入れるときは平たく並べて厚みが出ないようにしましょう。100円均一などで購入できるアルミトレーの上にのせて冷凍すると、熱伝導が良いので冷凍効率も良くなります。
小分けにする
離乳食用に冷凍保存するときは、1回分ずつ小分けにすると時短になって扱いやすくなります。1回分ずつラップなどに包んでから、フリーザーバックに入れて冷凍庫へ入れてください。
小分けするのが面倒なときは、ペースト状にしたさつまいもをラップに包んで板状にしてから、箸などで縦と横に筋をつけましょう。使うときは、冷凍したさつまいもをパキッと割って使用してください。
解凍後の調理法に合わせて冷凍する
解凍後すぐに使えるように刻んだりペーストにしたり、あらかじめ調理法に合わせて冷凍すると便利です。冷凍前のひと手間で、解凍後の調理がグンと楽になりますよ。また、月齢に合わせて大きさを調整し、やわらかく茹でてから冷凍すると良いでしょう。
フリーザーバックに日付を記入しておく
冷凍保存は便利ですが、万能ではありません。冷凍保存したさつまいもの見た目が変わらなくても、長期保存することで鮮度は落ちてしまいます。そのため、保存時に必ず日付を記入するようにしてください。
特に、赤ちゃんは抵抗力が十分ではなく、離乳食を与えるときは注意が必要です。冷凍した日付を記入してから1週間をめどに使い切りましょう。1週間以内であっても、味や色、匂いや食感などに違和感を覚えたら、迷わず廃棄してください。
フリーザーバックに入れるときは空気を抜く
さつまいもを冷凍保存するときは、フリーザーバックの空気を抜いてから口を閉じることが大切です。食材は、空気に触れると酸化しやすくなり、風味が損なわれていきます。
冷凍していても、酸化は同じように起こります。冷凍保存するときは、フリーザーバックに空気が入らないよう、なるべく真空になるようにすることが大切です。また、冷凍保存中に保存袋の口が開かないようにしっかり閉めてから保存しましょう。
冷凍保存したさつまいもの上手な解凍方法
自然解凍は雑菌繁殖の原因になりかねないため、注意が必要です。そのため、離乳食用に冷凍保存したさつまいもを使うときは、自然解凍はせずに再加熱してから与えてください。
離乳食は少量ずつ使うことが多いので、電子レンジを使って解凍すると良いでしょう。また、パサつきが気になるようであれば、水やだしなどを加えて加熱すると、上手に解凍できるのでぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は、さつまいもを離乳食に使うときの無理なく続ける冷凍保存のコツについてご紹介しました。さつまいもを調理してから冷凍保存することで、離乳食作りが楽になります。
赤ちゃんが食べやすいように、アク抜きや繊維質の部分を取り除いてから調理しましょう。小分けにすれば、少量ずつ使いたいときに活用できて便利です。今回ご紹介したコツを試しながら、上手に冷凍保存してみてくださいね。