こんな季節でも食べたくなるさつまいも|美味しさを引き出す調理法3選
さつまいもは秋を代表する味覚のひとつです。さつまいもは、ヒルガオ科サツマイモ属の植物で朝顔に似たピンク色の花を咲かせ、旬を迎える9月から11月頃に養分を蓄えて太った根の部分を食用として収穫します。
さつまいもという名前はその昔、琉球王国を経て薩摩に伝来したことに由来するといわれており別名を甘藷ともいいます。
こんな季節でも食べたくなるさつまいもの3つの調理法と美味しくなる理由と一緒にご紹介します。
目次
さつまいもが美味しくなる理由
さつまいも料理というと焼き芋やふかし芋、大学芋などに代表される焼く、蒸す、揚げるといった調理法をイメージしますが、甘みを引き立て美味しく仕上げるにはどの調理法であってもゆっくりと時間をかけることが大切です。
甘さのヒミツは低温調理
低温で時間をかけて加熱することで、糊状になったデンプンに酵素が働きかけて糖化を促し甘み成分を生成するのです。
酵素の働きが活発になるのは70度前後だとされており、この働きを保ちながら調理するほど甘く美味しく仕上がるというわけです。
さつまいもの馴染みのある食べ方のひとつに焼き芋がありますが、実はあのほくほくしながらしっとりした食感も低温でじっくり焼くことで引出されます。
さつまいもの種類によって異なる食感
さつまいもの品種によって焼き上がりの食感は違いますが、安納芋のような水分含有量が多く糖度の高いものは低温で時間をかけるほど糖度があがりしっとりとした食感を味わえます。
一般的にさつまいもというと赤い皮と黄色い中身をイメージしますが、最近は種類も豊富で見た目や味が異なるいろいろな品種が出回っています。
濃い赤色の皮と黄色い中身で甘みのある紅あずまや名前の通り中が赤紫色をした紫芋、皮は褐色がかっているが中身は濃い黄色で加熱すると粘度や甘みが強くなる安納芋など好みで選ぶことができます。
さつまいもが美味しくなる調理法3選
甘さの秘密がわかったところで、さつまいもを美味しくするための調理法をご紹介します。
今回は、「焼く」「蒸す」「煮る」にわけて詳しくお伝えします!
さつまいもを焼く
調理方法ですが本格的に焼き芋を作りたい人は鉄製のフライパンに小石を敷き詰め加熱し、その上に洗った芋を並べて蓋をし弱火で熱すればできあがります。
オーブンを使う場合
オーブンを利用する場合は洗った芋をアルミホイルで巻き天板にならべて加熱します。機種にもよりますが180度で1時間ほど焼けばできあがります。
グリルを使う場合
グリルを利用する場合はオーブンと同じくアルミホイルで巻いた状態で強火で10分前後、ひっくり返して中火で10分前後焼きます。両面グリルの場合は返す必要はありませんが片面グリルの場合は焼きむらがないようにひっくり返します。
仕上がったら竹串を刺してみて熱の通り具合を確認し、加熱時間が足りないようなら再度熱を加えるなど調整します。
さつまいもを蒸す
蒸し器でふかし芋にしても美味しいです。蒸し器がない家庭もあるかもしれませんが、その場合は電子レンジを利用します。
芋をラップでふわりとくるんで低出力で加熱し、その後は余熱を利用して熱を通せばできあがりです。
一度にたくさん蒸したいときは炊飯器を利用すればさらに便利です。少量の水を入れた炊飯器にさつまいもをいれてスイッチを押すだけです。
できあがったら竹串で刺して固いようであれば再度蒸すなど調整が必要ですが手軽に美味しいふかし芋ができます。
さつまいもを揚げる
揚げる調理法で思いつくのが大学芋やスティック、チップスなどのメニューです。
どれも子供に人気があるようですが焼き芋やふかし芋とは違った美味しさがありますし、切り方を変えることで異なる食感を楽しむことができます。
大学芋は乱切りだと食べ応えがあり皮はパリッとして中はほくほくですが、スティック状にするとカリカリとした食感で食べやすくスナック菓子感覚で食べ進むことができます。
味付けも砂糖醤油をからめれば馴染みの味になりますが少量の塩を振りかけたりバターをからめる、シナモンをまぶすなどアレンジすることで独特の風味や味わいになります。
ほかにもある!さつまいもの美味しい食べ方
焼く、蒸す、揚げるといった調理法を紹介してきましたが、他の食材と一緒に煮たり炒めたりしても美味しく食べることができます。
鶏肉や大根と一緒に煮れば夕食の一品になりますし、ジャガイモの代わりにポテトサラダに利用すれば優しい甘さに仕上がります。
牛肉や豚肉、ピーマンや筍などの野菜と一緒に炒めて中華風に味付けしても美味しいですし、ひとくちサイズに切って白米と一緒に炊けば簡単に旬の炊き込みご飯ができあがります。
美味しい料理を作るためのさつまいもの選び方
さまざまな調理法やアレンジ法を試すなら、美味しいさつまいも選びは必須です。美味しいさつまいもを選ぶことで、同じ調理法でも甘さが引き立ったり、ほくほく感が増します。
購入するときのポイントは皮に艶があり色味もキレイででこぼこの少ないものを選ぶことですが、実際に手に取ってみてずっしりと重く感じる、ラグビーボールのようにふっくらしているものであれば成熟していて美味しいということになります。
さつまいも料理をするときは参考にしてみてくださいね!
さつまいもの選び方についての詳しい記事はこちらです↓
まとめ
食欲の秋を代表する食材のさつまいもは食べ過ぎを心配する人もいるかもしれませんが、食物繊維が豊富なので他の穀物より吸収に時間がかかりますし、ビタミン類も豊富で抗酸化作用があることもわかっているのでダイエットや美肌にも効果的といえます。
栄養豊富で主成分はエネルギーの元になるデンプン質や糖分ですが、皮にはカルシウムも含まれているので皮ごと調理して栄養素を無駄なく摂取していきましょう!
健康食品関連企業にてユーザー様の健康管理をサポート。ヘルスケアに関するトータルバランスを考え資格取得に奮闘。現在は最先端医療クリニックの経営に参加しながら、血液検査や遺伝子検査による未病処置のためのオーダーメイドのサプリや治療をプロデュース。
■□■健康分野資格■□■
★サプリメント管理士 ★メンタルセラピスト ★カラーセラピスト
★食生活アドバイザー ★薬学アドバイザー ★美容薬学アドバイザー
その他にも多種多様な資格を持つ特異な性格!
■□■その他の資格■□■
⚫︎電気工事士 ⚫︎ボイラー工事士 ⚫︎溶接工事士
⚫︎光ファイバー技術士 ⚫︎情報通信士 ⚫︎クレーン技術士
⚫︎個人情報保護士 ⚫︎知的財産保護士 ⚫︎インターネットコミュニケーションアドバイザー