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さつまいもの切り口がピンク色だった!不安を解決するためのポイント

美味しそうなさつまいもを買ってきて、いざ調理しようと思ったらさつまいもの切り口がピンク色をしていた!

焦って捨てたくなる気持ちもわかりますが、ちょっとひと呼吸おきましょう。

さつまいもの断面がピンク色になっていても食べられるものもありますし、腐っている場合もあります。

今回は、家庭で無駄なく安心してピンク色のさつまいもを食べるためのポイントをお伝えします。

 

この記事でわかることは以下の通り。

・さつまいもがピンク色だったときに食べても良いのかわかる

・断面がピンク色のさつまいものメリットがわかる

・さつまいもがピンク色だったとき、食べられるか腐っているかの判断がつくようになる

 

さつまいもの切り口がピンク色でも食べられる品種を知ろう!

さつまいもは品種によって、もともとピンク色やオレンジ色のものがあります

さつまいもを切ったときにイメージしていた色と違うと驚くこともあるでしょう。

まず、さつまいもの切り口がピンク色でも食べられる品種を知り、安心して食べられるヒントをお伝えします。

さつまいもの切り口がピンク色でも食べられる品種は以下の通りです。
・安納芋
・アヤコマチ
・ハヤトイモ

それぞれの特徴と合わせてご紹介します。

 

安納芋

ねっとり系の代表格である安納芋。糖度が高くて焼き芋にすると、ほっぺたが落ちそうなくらい甘くて美味しいさつまいもです。

安納芋は切り口が一般的なさつまいもに比べると、オレンジがかったようなピンク色をしていることがあります。

 

アヤコマチ

サニーレッドとハヤコマチを掛け合わせて栽培されたアヤコマチも中身はふつうのさつまいものように黄色ではありません。

オレンジに近いピンク色の中身の場合もあるので、切ったときに食べて良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。

少しねっとりとした食感があり、冷めても美味しいさつまいもなので、さつまいもダイエットにもピッタリの品種です。

 

ハヤトイモ

ニンジン芋やカボチャ芋とも呼ばれるさつまいもの品種です。皮が黄褐色のさつまいもで中身がニンジンのような淡いオレンジ色をしています。

見方によっては、サーモンピンクに見えることもあり、ふかし芋や大学芋にすると美味しいさつまいもです。

さつまいもを切ってそのまま放置していると、断面が黒くなってしまうので、気になる方は水に浸けてアク抜きをしてください。

 

断面がピンク色のさつまいもにはメリットがある

ピンク色のさつまいもにはメリットもあります。
・βーカロテンが豊富
・料理のアクセントになる

メリットを知って、ふだんの食生活の中に上手に取り入れてみませんか。

 

βーカロテンが豊富

ピンク色をしているさつまいもには、ほかのさつまいもに比べてβーカロテンが多く含まれています

βーカロテンは、活性酸素から体を守るための抗酸化作用があり、免疫力が向上する働きや目や皮膚の粘膜を健康に保つ効果があります。さらに、心疾患やがんのリスクが低減することも示されています。

βーカロテンは油との相性がよく、一緒に摂ることで吸収率が高まるので、さつまいもをソテーするときに油を少し使ってみるのもおすすめです。

参考元:Glico

料理のアクセントになる

色つきのさつまいもは、料理のアクセントとしても大活躍します。

たとえば、薄くスライスしてソテーしたものをサラダの上にトッピングすれば、彩り豊かな美味しいサラダが完成します。野菜の串焼きに使ってもカラフルですね!

また、ピンク色のさつまいも以外にも紫がキレイなパープルスイートをお菓子作りに加えれば、見た目も可愛くなり子供が喜ぶおやつに変身するでしょう。

【スイートベジジュース入り】ふわっふわのお芋蒸しパンのレシピはこちらです↓

【スイートベジジュース入り】ふわっふわのお芋蒸しパン

 

ちょっと待って!腐っているさつまいもの見分け方

断面がピンク色のさつまいもの中には、気をつけなければならない状態のものもあります。正しい知識を身につけることで、大事な家族の健康を守りましょう。

 

カビがある

さつまいもにふわふわしたカビがあったら注意がが必要です。

一部分だけなら取り除いて食べられますが、全体的にカビが生えていたときは処分してください。

 

さつまいもが黒い

さつまいもが全体的に黒くなっているときは、腐敗が進んでいる可能性が高いです。

さつまいもは寒さに弱く、低温障害を起こしやすい食材であり、黒くなってしまうこともあります。

ただし、加熱後に黒くなってしまったときは、クロロゲン酸の化学反応によるものなので心配いりません。

ヤラピンの変色によっても黒く見えることもありますが、アク抜きをすれば黒さが気にならなくなります。

クロロゲン酸とヤラピンによる変色の場合は食べても大丈夫なので安心してください。

 

嫌な臭いがする

鼻をつくような酸っぱい臭いやカビ臭いような腐敗臭がしたら、調理せずに廃棄することをおすすめします。

 

皮がしわしわで柔らかい

さつまいもの皮がしわしわしていて、触ると指の跡がつきそうなくらい柔らかいものは腐っている場合があるので気をつけましょう。

 

ぬめりがある

さつまいもの表面が溶けているような状態でありぬめりが気になるときは、腐っているので迷わず廃棄してください。

ただし、さつまいもの表面がベタベタしている感覚があった際は、ヤラピンの影響が考えられるので、食べても大丈夫です。

腐っているさつまいもの見分け方についてはこちらの記事が参考になります↓

さつまいもが腐ってる?!使うか迷ったときの見分け方と正しい保存方法

さつまいもの正しい保存方法

さつまいもは、常温保存の場合1ヶ月から3ヶ月は美味しく食べることができます

しかも、上手に保存すれば半年ほど保存することもできる食材。冷蔵保存や冷凍保存の方法もありますが、一番おすすめの保存方法は常温保存です。

可能であれば、土つきのまま保存しましょう。さつまいもは水洗いすると傷みやすくなってしまうので注意が必要です。

 

具体的な保存法

1.土つきのさつまいもの場合は、保存前に風通しの良いところで土を乾燥させましょう。
2.さつまいもを1本ずつ新聞紙に包みます。
3.通気性の良い冷暗所で段ボールなどに入れて保存します。

さつまいもは寒さに弱い食材なので、直射日光に当たらない場所で保存するのがポイントです。

 

まとめ

今回は、さつまいもを切ったときにピンク色をしていたときのポイントについてお伝えしました。

さつまいもがピンク色の理由は、さつまいもの品種によるものなので食べても問題ありません。

ピンク色のさつまいもだからこそのメリットもあります。栄養補給に繋がり料理のアクセントにもなるので重宝しますよ。

ただし、中には腐っている場合もあるので、しっかり見分けて美味しく食べてくださいね。

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