さつまいもを大量購入して困ったら冷凍保存がおすすめ!美味しく食べるコツとは
スーパーの特売品でさつまいもが安くて、ついさつまもをたくさん買ってしまった。家に帰ってきてから冷静に考えると、食べきれるか不安になることもありますよね。
大量購入しても、食べきれずにさつまいもを駄目にしてしまうのはもったいない!主婦としては、無駄なく使い切りたいですから。
さつまいもを常温保存するためには、手間や場所が必要です。そこで、「さつまいもは低温に弱いので冷凍できないだろう」という思い込みを一旦外してみませんか?
さつまいもは、冷凍保存することができる食材です。
今回は、さつまいもを冷凍保存して、長期間美味しく食べるヒントをお伝えします。
この記事でわかることは以下の通り。
・さつまいもを美味しく食べる期限がわかる
・冷凍したさつまいもの活用法がわかる
さつまいもを無駄なく美味しく食べきるために、冷凍保存も考えてみませんか?
目次
さつまいもを大量購入して困ったら冷凍保存がおすすめ
さつまいもの保存場所にお困りの方や食べきれないかもしれないときは、冷凍保存がおすすめです。
大量にさつまいもを買ってしまって食べきれない!スーパーで特売品のコーナーにあると、つい買ってしまいたくなることもあると思います。買うときは使いきれる気がするんですよね。
でも、実際は使いきれずに腐らせてしまうこともあるかもしれません。
もともと、さつまいもは熱帯地方で作られていたものなので、低温障害を起こしやすいと言われています。
しかし、真夏の暑い時期でも、暑すぎてさつまいもから芽が出てしまうことがあるので、デリケートな食材といえるでしょう。
ただし、さつまいもは冷凍することで、長い間、さつまいも料理を楽しむことができるようになります。
さつまいもを冷凍保存するコツ
さつまいもを冷凍するコツについてお伝えする前に、さつまいもを冷凍するメリットとデメリットを確認しましょう。
【さつまいもを冷凍するメリット】
・置き場所やさつまいもを新聞紙でくるむ手間がかからない。
・冷凍しておけば、時短調理ができる。
・半解凍するだけで、お手軽アイスが食べられる。
【さつまいもを冷凍するデメリット】
・冷凍の仕方によっては、筋っぽさやパサつきが残ってしまうことがある。
・冷凍するまでの仕込みが必要
さつまいもを冷凍する際、筋っぽさやパサつきは気になりますよね。
でも、冷凍の仕方によって美味しく食べられるものもあり、随分食味が変わります。仕込みといっても、切るだけ・レンジで加熱するだけ等、簡単にできるのでよかったら試してみませんか?
焼き芋を保存する場合
さつまいもを洗い、ぬらしたキッチンペーパーで覆ってからラップで包みます。そのまま電子レンジに入れてから600Wで1分加熱し、200Wに温度を下げてからさらに約10分加熱して焼き芋を作ります。
焼き芋を冷凍保存するときは、ステンレスのバットを下に敷くことをおすすめします。
金属製のバットを冷凍庫に入れておくと、触ったときに手に張り付くくらいキンキンに冷えていますよね。冷凍庫の側面を触ったときの差を感じるように、ステンレスのバットの上に食材を乗せると急速に冷やすことができます。
食材の急速冷凍は美味しさを保つコツです。
ステンレスのバットは、100均でも簡単に手に入るので、すぐに対応可能ですね。
生の状態で保存する場合
生のさつまいもを冷凍保存する場合は、輪切りやいちょう切りにしてから水に10分ほどつけてアクを抜きます。その後、水気を拭き取り、フリーザーバッグに重ならないように入れて冷凍します。
さつまいもを冷凍保存するコツは、冷凍する際に水気をしっかり拭き取ってからることと、フリーザーバッグの空気をきちんと抜いておくことです。
食材の酸化を防ぐためには、水分と空気の遮断がポイントです。
茹でた状態で保存する場合
さつまいもを洗い、適当な大きさに切ってから10分ほど水に浸してアクを抜きます。鍋でさつまいもが柔らかくなるまで茹でてから、水気を拭き取り粗熱がとれたらフリーザーバッグにいれて冷凍保存します。
解凍後の味や食感に変化はあるのか
冷凍保存するなら、加熱した状態のさつまいもが一番美味しく食べられます。
生のまま冷凍すると解凍時に水が抜けてしまうため、筋っぽさやパサつきが気になることがあります。
冷凍さつまいもは1ヶ月以内に食べきろう
冷凍したさつまいもは、1ヶ月以内に食べきるようにしましょう!
食材は時間と共に酸化してしまいます。美味しい状態で食べたいですよね。
そのため、可能な限り早めに食べるように心掛けましょう。
冷凍さつまいもの活用法
【焼き芋】さつまいもを冷凍すると絶品スイーツになる!
焼き芋を冷凍保存したあとに、常温で1時間ほど放置するだけで半解凍のクリーミーなさつまいもアイスができます。
さつまいもアイスは、砂糖不使用でも甘くて美味しいスイーツ!しかも、冷やすことでレジスタントスターチが増え、便秘解消に効果的ですよ。
【生のさつまいも】解凍不要ですぐ使える
生のまま冷凍したものは、解凍しないで調理しましょう。
なぜなら、解凍してしまうと余分な水分が出てしまい、パサつきの原因になってしまうから。
そのため、解凍せずにゆっくりと加熱調理してみてください。
炒め物は筋が気になるので、素揚げや天ぷらにするのがおすすめです。冷凍さつまいもを加えて炊くだけの「さつまいもご飯」にするのも季節感があって良いですね。
【茹でたさつまいも】マッシュにすると料理の幅が広がる
茹でて冷凍保存したさつまいもは、スイートポテトなどのお菓子作りやさつまいもサラダ、コロッケにしてみるのもおすすめです。
まとめ
さつまいもは常温保存が最適ですが、常温保存するためには新聞紙で1本ずつくるんだり、風通しの良い場所を探さないといけません。
その点、さつまいもを冷凍保存しておけば、食べたいときに冷凍庫から取り出せば時短調理も可能です。そのまま食べても美味しいですしね!
面倒な手間や置き場所に悩まされることもありませんよ。
家計を預かる主婦としては、さつまいもが安いときに大量購入して家計の負担を減らしたいでしょう。買っても駄目にしてしまったら、どっちがお得かわからなくなってしまいます。
さつまいもの冷凍保存を上手く活用して、いつでも美味しくさつまいもを食べる工夫をしてみましょう!