さつまいもは栄養満点の根菜類として知られています。糖類が豊富なので甘く感じ、体を動かすエネルギーになり腹持ちがいいので主食の代わりにもなるほどエネルギー源をたくさん持った野菜です。さつまいもには雑学でありトリビアがあります。

そこで今回は、さつまいもに含まれる万能栄養素の豆知識についてご紹介します。

さつまいものトリビア

さつまいもの栄養素だけではなく、役に立つ雑学も一緒にお伝えします。

熱に強いビタミンC

通常は加熱すると壊れやすいビタミンCですが、さつまいもは加熱に強いビタミンC を持っています。主成分である糖質デンプン質に守られているために変質し難く、調理済みの物でも体内に吸収されやすくなっています。

ビタミンCの効果

ビタミンCは抗酸化作用やお肌のターンオーバーを促す物質で、風邪の予防や疲労感の回復などさまざまな効果のあるビタミンとして知られています。紫外線の強い夏場などは肌にダメージを受けやすいので、さつまいもを食事に取り入れて元気に肌の健やかさを維持するのがおすすめです。

ストレスの強い生活をしていたり、運動をしている人は体外にビタミンCが流出しやすいので、体の内側から健康になるためにビタミンCの補給は大切です。

食物繊維でお腹スッキリ

さつまいもは、食物繊維を豊富に含んだ食材のため、便通の改善や老廃物を体外へ出す効果に優れています。腸の動きを活発にし善玉菌の働きを助け、消化吸収の好循環を作ってくれるのが植物由来の食物繊維です。

カリウムも大切な栄養素

さつまいもにはカリウムも含まれるため、過剰に摂取した塩分を体外へ排出してくれる効果もあり、まさに整腸剤のような働きもしてくれます。

β-カロテンで内側からケア

さつまいもにはβ-カロテンも含まれております。β-カロテンは体内で分解されビタミンAに変化し、皮膚や粘膜の保護や視覚を補ってくれる効果を持っています。

さつまいもの皮にも注目!

もう一つ雑学があります。サツマイモの皮には栄養素が豊富に含まれています。ポリフェノールと呼ばれる抗酸化物質が成分になり、老化の原因と呼ばれる酸化物質を抑え取り除く効果を持っていることで知られています。さらにさつまいもには、ビタミンEも含まれているために抗酸化力は高くなっています。

まとめ

保存による流通の変化によって秋から冬に旬になるさつまいもも、夏に食べることが出来るようになった現代です。品種改良して夏に旬を迎える種類もあります。さつまいもは、冬のおかずとしてだけではなく、抗酸化作用や豊富に含まれるビタミンCなどの効能を狙い夏場に食卓に並べることもおすすめの食材です。 薄味の大学芋や冷製パスタに入れてみたり、天ぷらにしてみたりと夏場でもメニューの工夫次第で美味しく食べられます。また、さつまいもはおやつにすると甘みが引き立つので、スイーツや和菓子として調理してみることも良いかもしれませんね。

ひで＠サプリメント管理士

健康食品関連企業にてユーザー様の健康管理をサポート。ヘルスケアに関するトータルバランスを考え資格取得に奮闘。現在は最先端医療クリニックの経営に参加しながら、血液検査や遺伝子検査による未病処置のためのオーダーメイドのサプリや治療をプロデュース。

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