さつまいもを茹でるだけで美味しくなる!甘さ引き立つ茹で方のコツ
さつまいもは茹でるだけでも美味しくなります!焼き芋やふかし芋など、さまざまな調理法がありますが、さつまいもを茹でる方法もおすすめです。
さつまいもを茹でると、適度な水分が残るためしっとり仕上がります。今回は、茹でるだけで美味しくなる、さつまいもの茹で方とコツをご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・美味しく作るコツがわかる
・茹でる以外のおすすめ調理法がわかる
目次
さつまいもの甘くて美味しい茹で方
さつまいもを丸ごと茹でると、しっとり感が増して甘くなります。茹でる時間は長くなりますが、甘くて美味しいさつまいもを食べたい方にはおすすめの調理法です。
【材料】
さつまいも・・・中1本
塩・・・ひとつまみ
【作り方】
1.さつまいもを良く洗います。
2.鍋にさつまいもを入れ、かぶるくらいの水を注ぎます。
3.沸騰したら弱火にし、約30分茹でます。
4.竹串がスーッと刺さるくらいの硬さになったら完成です。さつまいもを半分に切り、お好みで塩を振りかけてお召し上がりください。
※さつまいもの大きさによって、茹で時間が変わります。様子を見ながら時間を調整してください。
美味しく作るコツ
さつまいもを茹でるときの美味しく作るコツをご紹介します。ポイントは以下の通りです。
・塩を使って対比効果
・弱火でじっくり茹でる
・アク抜きをする
・茹ですぎない
では、ひとつずつ見ていきましょう!
甘味と塩味の対比効果で甘さが増す
さつまいもに少量の塩を加えることで、さつまいもの甘さが引き立ちます。2種類以上の違う味を混ぜ合わせることで、味が際立つ現象を対比効果といいます。
例えば、スイカに塩をかけると甘みを強く感じますよね。これも甘味と塩味の対比効果のひとつです。このように、さつまいもの甘さを引き立てるために、塩を少量加えることで美味しくなります。
さつまいもは低温加熱により甘さが引き立つため、塩を加えなくても十分美味しく頂けます。そのため、お好みで塩の加減を調整してみると良いでしょう。
弱火でじっくり茹でる
さつまいもは、低温加熱により甘さが増します。時間があるときは、弱火でじっくり茹でると良いでしょう。
アク抜きをする
切ってから茹でる場合は、茹でる前にアク抜きをすることで、色よく仕上がります。アク抜きの方法は、さつまいもを切ってから水に5分ほどさらすだけです。
アク抜きについて、こちらの記事で詳しく解説しています↓
茹ですぎない
沸騰したままさつまいもを茹で続けると、煮崩れの原因になります。特に、切ってから茹でる場合は、茹で時間が長くならないように注意しましょう。
煮崩れを防ぐためにも、弱火でじっくり茹でることがポイントです。とはいえ、茹で過ぎてしまうこともあるかもしれません。柔らかく茹で過ぎてしまったら、スイートポテトやポタージュスープなどにしてみると、美味しくリメイクできますよ。
時間がないときにおすすめの茹で方
時間がないときは、さつまいもをカットしてから茹でましょう。さつまいもを輪切りや乱切りなど、食べやすい大きさにカットして茹でると、火の通りが早くなります。
切り方にもよりますが、1センチほどの輪切りにした場合は、約5分茹でると柔らかくなります。お弁当作りであと一品欲しいときなど、簡単に作れるのでおすすめです。
他にもある!さつまいもの美味しい食べ方
さつまいもは茹でる以外にも、美味しく食べる方法があります。今回は、時間があるときにおすすめの「さつまいもを蒸す方法」とスイッチひとつで簡単に作れる「炊飯器で焼き芋を作る方法」をお伝えします。
さつまいもは蒸しても美味しい
さつまいもは、蒸し器でじっくり蒸すと甘くなります。さつまいもを蒸すときは、水から沸騰させながら作るのがポイントです。大きいさつまいもの場合は、カットして大きさをそろえることで均等に火が入ります。
【材料】
さつまいも・・・適量
水・・・蒸し器により調整(空焚き防止)
蒸し器
【作り方】
1.蒸し器のフタに布巾などをかぶせ、水を入れます。
2.さつまいもをよく洗い、蒸し器に入れます。
3.フタをして強火で加熱します。
4.水が沸騰したら火を弱め、蒸気が少しでるくらいの火加減で、約30分蒸します。
5.竹串がスーッと刺されば完成です。
蒸し器を使って作るさつまいもの調理法について、こちらの記事で詳しく解説しています↓
スイッチひとつ!炊飯器で焼き芋を作る
炊飯器を使えば、スイッチひとつで簡単に調理できます。蒸したり、茹でたりするのが面倒なときは、炊飯器におまかせしてみるのもおすすめです。炊飯後のさつまいもは、盛り付けるときに皮についた水分が飛ぶので見た目が焼き芋のように仕上がります。
【材料】
さつまいも・・・中1本
水・・・200ml
【作り方】
1.さつまいもを良く洗います。
2.大きなさつまいもは、炊飯器に入る大きさに切っておきます。
3.炊飯器にさつまいもと水を入れ、通常の炊飯モードで炊きます。じっくり炊飯できる玄米モードもおすすめ。さつまいもは、炊飯器の中で重ならないようにしてください。
4.器に盛り付けて完成です。
さつまいもを炊飯器で調理した後の汚れを取る方法は、こちらの記事で詳しく解説しています↓
まとめ
今回は、茹でるだけで美味しくなる、さつまいもの茹で方とコツをご紹介しました。さつまいもは、じっくり茹でることで甘くなります。
また、塩を振りかけると、対比効果でより一層さつまいもの甘味が感じられるでしょう。茹でるときのコツを参考にしながら、さつまいも料理を楽しみましょう!