女性にとって、シミは大きな悩みのひとつです。

鏡で自分の顔を見るたびにショックでため息が出てしまうのでは、オシャレやお化粧も楽しめませんよね。

そこで今回は、シミのお悩みと原因、さらにシミ予防に効果的なさつまいもの栄養についてお伝えします。

 

シミにまつわる悩みとは

シミにまつわる悩みは十人十色です。

具体的には以下のようなお悩みごとや困りごとを抱えている女性が多いのではないでしょうか。

・紫外線対策を怠っていたらもともとあった細かいそばかすがどんどん濃くなり肌が茶色っぽくなってしまった。

・老け顔の原因となるエイジングサインの老人性色素斑が目元から頬にかけてできてしまい、実年齢よりも上に見られることが多くなった。

・出産後のホルモンバランスの乱れによって発生した、肝斑と紫外線による老人性色素斑とニキビ跡の炎症後色素沈着、乾燥によるくすみが相まって顔の印象が暗くなる。

・コンシーラーやトーンアップクリーム、コントロールカラーやパール入りの化粧下地、カバー力が高めのファンデーションで隠しているけど完全には隠れてくれない。

・オレンジ系やブラウン系のチークでカモフラージュしなければならずメイクの幅が狭くなってしまう。

など、お悩みも切実です。
では、シミができてしまう原因を探っていきましょう!

 

シミができる原因

そもそもなぜシミができてしまうのか?
さまざまな理由があるので、あなたに当てはまるものがないか確認してみてください。

 

ホルモンバランスの乱れ

排卵や生理、妊娠や出産、閉経などにより卵胞ホルモンのエストロゲンが減って女性ホルモンのバランスが崩れることもシミができる原因です。

 

紫外線などの影響

春先から秋口にかけて降り注ぐ強めの紫外線や空気中に舞う埃や花粉、ダニやカビ、アレルゲン物質の影響を受けるとシミができやすくなってしまいます。

 

添加物が含まれたコスメを使い続ける

以下の添加物が含まれたコスメを使い続けていると肌への負担が懸念されます。
・鉱物油
・紫外線吸収剤
・防腐剤
・パラベン
・アルコール
・合成香料
・合成着色料
・石油系界面活性剤など

 

自律神経のバランスの乱れ

強い心的ストレスを感じたり、身体的な疲れが蓄積されたとき。睡眠不足が続き生活リズムが乱れたり、生活環境が変わったりすることで自律神経のバランスが乱れてしまいます。

自律神経のバランスの乱れはシミの原因にもなり兼ねません。

 

加齢による変化

加齢や保湿ケア不足で肌が乾燥してしまい、バリア機能の低下からターンオーバーが不活発になり、スムーズに肌細胞の再生が行われないとシミができてしまうことがあります。

 

誤った洗顔法

ゴシゴシと擦るようにして行う洗顔や誤った方法でのフェイスマッサージなどで、摩擦が生じてしまうとシミの原因となってしまいます。

 

活性酸素の増加

シミができる原因には様々なものがありますが、活性酸素の増加もその一つです。

活性酸素はエイジングを加速させる原因物質で、強力な酸化作用を持っています。

加齢やストレスなどによって活性酸素が増えると肌細胞が酸化してさびてしまい、それがメラノサイトから作られたメラニンの色素沈着に繋がり、黒色化したシミが皮膚の表面に浮かび上がるというメカニズムです。

 

シミを予防する方法

シミの原因がわかったら、予防するための方法を試してみましょう!

 

紫外線をブロック

外出をする際はUVカット加工が施されている帽子をかぶったり、日傘をさしたりして物理的に紫外線をブロックしましょう。

 

肌のバリア機能を高める

ヒアルロン酸やセラミドなどの水分保持力が高い保湿成分が配合されたコスメで、肌にたっぷりと潤いをチャージして、乾燥を防ぎバリア機能を高めることも有効です。

 

正しい洗顔

たっぷりの泡で力を入れず優しく洗顔をしたり、フェイスマッサージをするときはオイルやクリームを多めに塗り、摩擦が生じないようにしてください。

 

コスメの見直し

化学的な添加物が一切使われていない植物由来成分のみで作られた、肌に優しい無添加タイプのコスメを選んで肌へのダメージを減らすこともポイントです。

 

ホルモンバランスを整える

エストロゲンと同様の働きをすることが認められている成分のエクオールや大豆イソフラボンをサプリで摂取して、女性ホルモンのバランスが崩れないようにする方法もあります。

 

自律神経のバランスを正常化させる

睡眠時間をきちんと確保したり気分転換を図ったり、こまめにストレスを発散させたり無理せずに休息を設けたりして、あなた自身ををいたわり自律神経のバランスを正常化させましょう。

 

シミ予防にさつまいもがおすすめ

シミを予防するために日頃から心がけるべきことはたくさんありますが、食生活を見直してインナーケアをするということも大事です。

そこでおすすめなのが、さつまいもを食事メニューに取り入れて美味しくヘルシーに予防対策を講じるという方法です。

 

抗酸化作用がある

さつまいもがおすすめな理由についてですが、強力な抗酸化作用を持つポリフェノールとビタミンCが豊富に含まれています。

抗酸化作用があるポリフェノールとビタミンCをたっぷりと摂取すれば、肌細胞をさびさせたりメラニンの色素沈着を助長させたりする活性酸素を除去することができるでしょう。

 

食物繊維が豊富

食物繊維が多いので便秘が解消されて、腸内環境を健やかな状態に改善させることができます。

食物繊維を摂取すると排便がスムーズになり便秘が解消されて腸内フローラが整うメリットもありますよ。

腸内環境と肌環境は切っても切れない関係にあり、便秘が続くと腸内フローラが乱れて腸内環境が悪化し新陳代謝が不活発になってしまいます。

 

2つのアプローチがシミに効果的

肌環境が不安定になればバリア機能も衰えてメラニンの色素沈着が起こりやすくなります。

ビタミンCとポリフェノールの抗酸化力で活性酸素を撃退する、食物繊維のパワーで便秘を解消させて腸内環境を整えるという2つのアプローチで、シミ予防をすることができるというのがさつまいもの魅力です。

 

まとめ

さつまいもは、ふかしたり煮込んだり焼いたり揚げたり蒸したりなど、ありとあらゆる調理で様々なメニューに適した万能な食材です。

日々の食生活に無理なく取り入れることができるのではないでしょうか。

甘みがありますのでスイーツ感覚でおやつ代わりに食べるという方法もおすすめです。

さつまいもにはビタミンEも多く含まれていますので、アンチエイジング効果も期待できますね。

シミ予防に効果的なさつまいもを食事のレパートリーに加えてシミを予防していきましょう!