さつまいもの煮崩れ防止のコツ6選|失敗しても気にならない簡単リメイク法
煮崩れしやすいさつまいもの甘煮を今日こそキレイに仕上げたいと思いませんか?
さつまいもの甘煮は見た目もキレイで美味しそうに見える料理なので、お弁当にも最適ですよね。
でも、煮ている間にドロドロになってしまっては台無しです。
朝の忙しい時間に美味しく作るためにはいくつかのポイントがあります。さつまいもを煮ていて、毎回煮崩れてしまう方必見ですよ。
煮ているうちに皮がはがれてしまう人も原因がわかれば対策しやすくなります。
そこで今回は、さつまいもの煮崩れ防止のコツとリメイク法をご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・煮崩れしにくいレシピがわかる
・失敗しても気にならない簡単リメイク法がわかる
目次
さつまいもの煮崩れ防止のコツ6選
さつまいもが煮崩れてしまう原因は、火加減やさつまいもの大きさ、煮かたの問題などさまざまです。皮がはがれてしまうのも火加減が影響しているんだとか。
作る度に煮崩れてしまうと、さつまいもの甘煮をレシピから外したくもなりますよね。
でも、さつまいもは彩りもキレイなので、煮崩れ防止のコツをつかんで、次こそは成功させたいと思いませんか。
煮崩れ防止のコツは以下の通りです。
・大きさを揃えて切る
・弱火で煮る
・皮つきのまま煮る
・落とし蓋を忘れない
・具材同士の隙間を作らない
・出来上がってもすぐ盛り付けない
では、ひとつずつ見ていきましょう!
大きさを揃えて切る
大きさがバラバラのさつまいもは均一に火が通らないため、火の通り方がまばらになってしまいます。
竹串で刺して丁度良い硬さになったときには、小さく切ったさつまいもが溶けていたということにもなりかねません。
調理するときは、大きさをなるべく揃えることがポイントです。
弱火で煮る
さつまいもを煮るときは、弱火でコトコト煮るようにしましょう。
強火でグツグツ煮てしまうと、煮崩れる原因になってしまうので気をつけてください。
煮物を作っていて皮だけはがれてしまったというときは、強火で煮ていたことが原因のひとつだったのかもしれませんね。
さらに、弱火で煮ると甘さが引き出されるメリットもあります。じっくり温度をあげて調理するとさつまいもの甘みが増して美味しくなります。
味噌汁にいれるときのひと工夫
さつまいもの味噌汁も美味しいですよね!
ただ、さつまいもを味噌汁にすると煮崩れしやすい難点も。
そこで、あらかじめ電子レンジで加熱しておき、煮込む時間を短縮してみませんか。
丁度良い硬さにしておくことで、味噌汁にいれてもさっと煮るだけで済み、煮崩れ防止&時短にもなって便利ですよ。
皮つきのまま煮る
基本的にさつまいもは皮つきのままの方が煮崩れしにくいので、調理する際は皮つきのまま使用しましょう。
皮付近には、便秘解消にも効果的なヤラピンも豊富に含まれているので、皮を一緒に煮ることで栄養素もしっかり摂ることができますよ。
どうしても皮が苦手な方は、皮をむいたあと火加減に気をつけてください。
皮がない分煮崩れしやすくなってしまうので、弱火で様子を見ながら調理しましょう。
落とし蓋を忘れない
さつまいもを煮るときは、ひたひたの水で茹でるため、落とし蓋をしてさつまいもに万遍なく火が通るようにするのがコツです。
落とし蓋がないときは、アルミホイルでも代用できるので試してみてくださいね。
具材同士の隙間を作らない
さつまいもと具材の間に隙間が多い場合は煮崩れの原因となりやすいです。
隙間があると煮ている間にさつまいもが動いてしまい、さつまいも同士がぶつかって煮崩れてしまうことも考えられます。
そのため、小さめの鍋が適していますが、調理器具がないときは小さめのフライパンを活用してみるのもおすすめです。
出来上がってもすぐ盛り付けない
煮物が出来上がってからすぐに盛り付けをすると、さつまいもが柔らかく崩れやすいので、鍋の中で冷ましてから盛り付けましょう。
さつまいもの盛り付けは最後にするなど、料理の手順を見直してみると良いですよ。
【煮崩れしにくい】さつまいもの甘煮
材料
さつまいも・・・1本
砂糖・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
醤油・・・小さじ1
水・・・200ml
作り方
1.さつまいもを皮つきのまま1.5㎝幅に切り、水につけてアク抜きをする。
2.小さめの鍋にさつまいもを並べて、ひたひたの水を加える。
3.全ての調味料を加え、落とし蓋をして弱火で15分ほど煮る。
4.火を止めて、さつまいもが冷めるまで放置しておく。
5.さつまいもを盛り付けて完成。
煮崩れてしまったときのリメイク法
煮崩れしないように調理をしても、煮かたや調理時間によっては煮崩れてしまうことがあるかもしれません。
でも、さつまいもが煮崩れて形をとどめていない状態になっても大丈夫!
煮物を作ったのに形がなくて残念とショックを受ける前に、リメイク料理に変身させてみませんか?
からいもねったぼ
からいもねったぼとは、鹿児島の郷土料理です。お正月に余った切り餅とさつまいものペーストを混ぜて作る素朴な料理。
砂糖入りのきな粉をまぶして食べるので、おやつにピッタリです。
煮崩れたさつまいもをペースト状にして切り餅と砂糖とまぜるだけなので、慌てず作れて煮崩れの失敗もカバーできますよ。
鹿児島では年末年始にからいもねったぼを食べる風習がありますが、材料が簡単に手に入るものばかりなので、年間通して親しまれているようです。
からいもねったぼの詳しい作り方はこちらの記事で確認できます↓
臨機応変に料理を楽しもう!
さつまいもの煮物作りに失敗してしまっても、アレンジ次第でどうにでも変えられます。
当初の予定と違ってしまっても、それもご愛嬌です。もしかしたら、意外な発見があるかもしれませんよ。
リメイクメニューが家族に好評だったら嬉しいですよね。失敗を隠しつつ、さつまいもを無駄なく使い切るのは、食品ロスの観点からもおすすめです。
「何か作れるものはないかな?」という視点で見てみるのも料理が楽しくなるポイントですよ。
まとめ
今回は、さつまいもの煮崩れ防止対策とリメイク法をお伝えしました。
さつまいもが煮崩れしてしまう原因は、火加減やさつまいもの大きさなどさまざまです。
【煮崩れさせないコツ】
・大きさを揃えて切る
・弱火で煮る
・皮つきのまま煮る
・落とし蓋を忘れない
・具材同士の隙間を作らない
・出来上がってもすぐ盛り付けない
の6点でした。
煮崩れさせないコツを取り入れながら、さつまいもの甘煮に挑戦してみてくださいね!