さつまいもを食べても太らない?痩せるための注意点
「甘くて美味しいさつまいもは、食べると太るの?」
確かにさつまいもの主成分は炭水化物であり、ご飯と同様に主食としても食べられてきた背景があります。とはいえ、さつまいもは食べ方次第でダイエット向きの食材にもなります。
そこで今回は、さつまいもを食べても太らない理由と痩せるための注意点についてご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・太る食べ方と太らない食べ方がわかる
・さつまいもダイエットの注意点がわかる
目次
さつまいもはダイエット向きの食材!
さつまいもは、ダイエット向きの食材です。主成分は炭水化物なので、ご飯やじゃがいもと同じように考えがちですが、さつまいもはご飯やじゃがいもに比べて糖質が低いためダイエット向きといえます。
さらに、ダイエットに嬉しい栄養素もたくさん含まれています。食物繊維やカリウム、ビタミンやミネラルも豊富です。
さつまいもの栄養についてはこちらの記事に詳しく書かれています↓
さつまいもダイエットとは
さつまいもダイエットとは、主食をさつまいもに置き換えるダイエット法です。1日当たり150gを目安に食べましょう。小さいさつまいもは1本分、大きなさつまいもは1/2本分です。さつまいもは蒸すか焼いて食べてください。
さつまいもダイエットの方法について知りたい方はこちらの記事が参考になります↓
さつまいもの太る食べ方
さつまいもには正しい食べ方があります。太る食べ方になっていないか確認しましょう。
さつまいもを食べ過ぎてしまう
さつまいもは甘くて美味しいので、つい食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。さつまいもを食べていることでダイエットをしていると錯覚してしまうと、摂取カロリーが多くなってしまいます。
カロリーは抑えられていても、主菜や副菜などのおかずを食べずにさつまいもばかり食べているのもおすすめしません。ダイエットは、食事全体の栄養バランスを整えることが大切です。
ダイエットに必要な筋肉もたんぱく質を摂ることで補えるため、栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。
また、さつまいもには食物繊維も豊富に含まれているため、摂り過ぎは消化不良のリスクがあります。食べるときは量を守って食べるようにしましょう。
高カロリーのおかずが多い
反対に、「さつまいもを食べているから大丈夫」と安心して、高カロリーのおかずばかり食べていると痩せにくくなってしまいます。さつまいもを調理する際も大学芋や天ぷらなど、高カロリーな調理法にならないように注意しましょう。
食べる時間が遅い
夕食や夜食にさつまいもを食べると太りやすくなってしまいます。遅い時間に食事を摂ると、エネルギーが消費されにくく、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されてしまいます。
早食い傾向がある
ふかし芋や焼き芋などは柔らかいので、あまり噛まずに食べてしまうこともあるかもしれません。甘さも加わり、食べるスピードも早くなりがちです。満腹中枢が働く前に食べてしまうと、食べ過ぎにも繋がるので気を付けましょう。
さつまいもの太らない食べ方
さつまいもの太らない食べ方についてご紹介します。ひとつずつ意識しながら食べ方を見直してみてください。
さつまいもの摂取量を守る
さつまいもダイエットを行うときは、食べる量をしっかりと守りましょう。さつまいもダイエットでは1日当たり150gが適量です。美味しいからと食べ過ぎないように気を付けてください。
また、食べる時間帯もなるべく朝か昼に食べるようにしましょう。日中は活動量が多いので、さつまいもを食べてもエネルギーを消費しやすい状態です。そのため、さつまいもダイエットで結果を出したい方は、朝か昼に食べることをおすすめします。
調理方法などに配慮する
さつまいもダイエットは、ふかし芋か焼き芋がおすすめです。簡単に調理いたい方は、電子レンジを活用しましょう。
さつまいもを洗ってからキッチンペーパーで包み、ラップで覆います。電子レンジで600W1分加熱後、200Wにしてから約10分じっくり加熱しましょう。さつまいもが硬いときは200Wで30秒ずつ加熱時間を追加して様子をみてください。
また、さつまいもは冷やすことでダイエットに効果的なレジスタントスターチが増えます。レジスタントスターチは、腸内で食物繊維と同じように働きます。
消化もゆっくりになるので食べ過ぎ防止にもなる成分です。そのため、ふかし芋にしたさつまいもを冷蔵庫で冷やしてから食べるのもおすすめです。
皮つきのまま食べる
さつまいもを食べるときは、皮つきのまま食べることをおすすめします。さつまいもの皮にはヤラピンが含まれています。ヤラピンはさつまいもにしか含まれていない成分で、便を柔らかくしてくれるため、皮も一緒に食べると良いでしょう。
よく噛んで食べる
よく噛んで食べることで、満腹感が得られやすくなります。早食いになりそうなときは、意識的に1口30回噛むようにしましょう。
さつまいもを食べて痩せたいときの注意点
さつまいもを食べて痩せるには注意すべきポイントがあります。ダイエットを成功させるために気にかけていきましょう。
食事全体のカロリーを調整する
さつまいもを食べるだけでは痩せません。さつまいもダイエットは、主食の代わりにさつまいもを食べる方法であり、主食の置き換えダイエットです。
主食をさつまいもに置き換えると、カロリーをカットすることができるので、必然的に総カロリーが減り、体重減少がみられるようになります。
とはいえ、主食をさつまいもに変えるだけで、おかずの内容を変えなければ効果は得られにくくなるでしょう。例えば、揚げ物やお菓子など、カロリーや糖質が高いものを食べると、主食をさつまいもに代えてカロリーカットは期待できません。
さつまいもダイエットを行うときは、おかずや間食の内容にも配慮しましょう。おすすめは、和食中心のメニューです。健康的に痩せる食事を意識することが大切です。
結果を焦らない
ダイエットをしたい理由は人それぞれです。短期間で痩せたい方もいれば、長期間チャレンジし、ゆっくり痩せたい方もいます。しかし、さつまいもダイエットは1日、2日で結果がでる可能性は低いダイエット法です。
さつまいもに含まれる食物繊維やカリウムにより、体がすっきりしたため、体重が減ることはあるのかもしれません。
とはいえ、これらの影響は一次的なものです。1kg痩せるためには、7200kcalの消費が必要です。1日約240kcalのカロリーを制限することで、1ヶ月で1kg体重減少していきます。
まずは、デザートやおやつなどを見直してみましょう。ショートケーキ1個は約366kcal、バニラアイス1個は約315kcalです。おやつ抜きが厳しい方は、さつまいもに変えてみるのもおすすめです。
ただし、さつまいもダイエットは基本的に主食をさつまいもに変えるダイエット法なので、食べ過ぎには注意しましょう。
参考元:Slism
運動も取り入れる
さつまいもダイエットを効率良く進めるために、有酸素運動を取り入れましょう。痩せるためには、摂取エネルギーよりも消費エネルギーを多くする必要があります。
ウォーキングなどの有酸素運動も取り入れてダイエット成功を目指しましょう!忙しくて時間がない方は、通勤時間を活用してみませんか。1駅分多く歩く、エレベーターを使わず階段を使うなど、少しの心掛けでいつもの通勤時間が運動時間に変わります。
まとめ
今回は、さつまいもを食べても太らない理由と痩せるための注意点についてご紹介しました。さつまいもは、食べ方次第で痩せる食材です。食物繊維やカリウム、ヤラピンなど、ダイエットに有効な栄養素が含まれています。食べ方や食べる時間帯に気を付けながらさつまいもダイエットに励みましょう。