さつまいものおすすめ絵本7選|子どもの読み聞かせにぴったり!
秋になると、保育園や幼稚園で芋掘り行事がはじまるところも多いでしょう。子どもが芋掘りに興味を持つきっかけに絵本の読み聞かせをしてみませんか。
もちろん、芋掘りが終わってから読んであげるのもおすすめです。芋掘り後は、さつまいもがより身近に感じるでしょう。そこで今回は、さつまいものおすすめ絵本を7選ご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・さつまいもに興味関心が持てるようになる
・おすすめの絵本のポイントがわかる
目次
おおきなおおきなおいも
【作者】おおきなおおきなおいも
【出版社】福音館書店
【発行日】1972年10月1日
待ちに待った芋掘り当日。でも、雨が降って延期になってしまいました。残念そうな子どもたちは、大きな紙においもの絵を描き始めます。
絵の中のおいもがどんどん大きくなり、ヘリコプターで幼稚園へ運びことに。おおきなお芋でたくさん遊んだあとは、おいもの料理でおいもパーティー!子どもたちの空想の世界が広がります。
おすすめポイント
楽しみにしていた芋掘りが中止になってしまったら、子どもたちはがっかりしてしまいますよね。芋掘り大会は自然相手なので、天候に左右されることもあります。
そんなときにおすすめしたいのが「おおきなおおきなおいも」。この絵本から、芋掘り以外にも楽しみを見つけられるようになるでしょう。
さつまのおいも
【作者】中川ひろたか 【絵】村上康成
【出版】童心社
【発行日】1995年6月20日
土の中で生活をしているおいもたちと、子どもの綱引き大会!おいもたちは、いっぱい食べてトレーニングに励み、たくさん寝て、子どもたちとの綱引き対決に備えます。
おいもたちが生活している畑に来た、子どもたちとの真剣勝負。最後に勝つのはどっち?
おすすめポイント
可愛らしい絵が魅力の「さつまのおいも」。1歳児から楽しめる絵本です。
特に、子どもたちとおいもたちの綱引きは、子どもも夢中になるシーンのひとつです。絵本を読むことが苦手なママでも気軽に読んであげられるおすすめの1冊。
ばばばあちゃんのやきいもたいかい
【作者】わとうわきこ
【出版社】福音館書店
【発行日】2000年10月20日
子どもたちと落ち葉を集めてたき火を始めたばばばあちゃん。焼き芋を作ろうとさつまいもを火に入れると、子どもたちはさつまいも以外にも火の中へ入れ始めます。
じゃがいも、さといも、みかん、お菓子など、どんな焼き芋パーティーになるのでしょうか。
おすすめポイント
芋掘りのあとに、たき火で焼き芋ができる環境は少ないものです。「ばばばあちゃんのやきいもたいかい」を読むと、たき火の疑似体験ができますよ。
たき火で何を焼こうかな?子どもたちと楽しみながら会話をしてみてくださいね。
いもいもほりほり
【作者】西村敏雄
【出版社】講談社
【発行日】2011年9月16日
3匹のこぶたの兄弟が野原に寝そべって空を見上げると、雲がさつまいもに見えてきました。さつまいもの形をした雲を見て、さつまいもが食べたくなったこぶたたちは、芋掘りに出かけることに。
果たしてさつまいもはたくさん収穫できるのでしょうか。「いもいもほりほり」の掛け声が可愛らしくてほのぼのする絵本です。
おすすめポイント
子どもも思わず大笑いしてしまう「いもいもほりほり」。絵本のタイトルから、子どもたちのワクワクが止まりません。
こぶたの兄弟が芋掘りを体験する過程がおもしろく、芋掘り前に読んであげるのがおすすめです。
おいもをどうぞ
【作者】柴野民三 【絵】いもとようこ
【出版】ひかりのくに
【発行日】2005年9月1日
くまさんの畑でたくさん収穫できたさつまいもをお隣さんへ分けてあげることに。思いやりあふれるやり取りにほっこりする絵本です。
「どうぞめしあがってください」「ありがとうございます」の言葉は、子どもたちにも新鮮に映るでしょう。
おすすめポイント
分かち合いの精神が学べる絵本です。みんなでさつまいもを分けて食べると、いつもより美味しく感じるかもしれませんね。
この絵本は、「どうぞめしあがってください」などの丁寧な言葉が随所に確認できます。ふだん耳にすることがない言葉に触れるチャンスになる絵本です。
おいもさんがね・・・
【作者】とよたかずひこ
【出版】童心社
【発行日】2012年6月1日
「よいしょ よいしょ よいしょ」おいもさんが地面から顔を出すと、次々とおいもさんを地面へ引っ張り出します。でも、勢い余ってゴロゴロと転がり、水たまりに落ちてしまいました。
寒さにふるえるおいもさんに「しんぱい ごむよう!」と火が現れます。おいもさんは寒さをしのぐために落ち葉に飛び込み温まっていき・・・。たき火にさつまいもを入れると、焼き芋ができる過程が学べる絵本です。
おすすめポイント
リズム感のある文章でテンポ良く読めるのが魅力の絵本です。1歳児から読み聞かせができます。さつまいもが動き出す食育の絵本としてもおすすめ。絵本を通して焼き芋の楽しさが伝わります。
おいもほり
【作者】中村美佐子 【絵】いもとようこ
【出版社】ひかりのくに
【発行日】2011年9月27日
にわとりが植えたさつまいもの苗が育ち、そろそろ収穫の時期を迎えました。同じ頃、土の中では、さつまいもの根っこを見つけたねずみたちが収穫しようと作戦会議をしています。
そして、地面の上と土の中からさつまいもを引っ張り合うことに。さて、どちらに軍配が上がるでしょう?ハラハラしながら読めるゆかいな絵本です。
おすすめポイント
「おいもほり」は、テンポ良く話が展開されるので、最後まで飽きずに読める絵本です。地面の上と土の中でおいもを引っ張る姿が子どもたちの関心の的となるでしょう。
まとめ
今回は、子どもの読み聞かせにぴったりなさつまいものおすすめ絵本を7選ご紹介しました。保育園や幼稚園の芋掘り行事の前後に読み聞かせてあげましょう。
さつまいもへの興味が深まりますよ。絵本を通して食育もできるので、お気に入りの1冊を見つけてみてくださいね。