さつまいもを食べるとおならが止まらない!原因と簡単な対処法
恥ずかしいけど理由が知りたいおならの話。
さつまいもを食べておならが止まらなくなり、恥ずかしい経験をすると食べるのも怖くなってしまいますよね。
でも、美味しいさつまいもは食べたいと思いませんか?
おならが出ないように食材を選ぶことも対策のひとつですが、食べたい気持ちを我慢すると楽しみが減ってしまいます。
今回は、さつまいもを食べておならが止まらなくなる原因と対処法をご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・おならが怖くなくなる方法がわかる
・さつまいも以外のおならの原因がわかる
https://twitter.com/picopicoponpi/status/1326265815440662528?s=20
さつまいもダイエットや嗜好を満たすために食べたい人もいるんですよね。これは切実な悩みだと思います。
怖さが勝って食べないのももったいない。さつまいもには美容効果の高い成分もたくさん含まれていますからね。
まずは、正しい知識を身につけることが大事かと。
目次
さつまいもを食べるとおならが止まらなくなる原因
さつまいものデンプンが消化されずらいため
さつまいものデンプンは、消化されずらく胃腸に長く留まる分、ぜんどう運動が活発になります。
一生懸命ぜんどう運動で食物を押し出そうとする代わりに、ガスが多く発生するようになり、さつまいもを食べるとおならが止まらなくなるといわれています。
豊富な食物繊維が腸を刺激する
さつまいもには、たくさんの食物繊維が含まれています。
食物繊維は、ぜんどう運動を促すため、善玉菌に分解される際にガスを発生させるようです。
お腹にガスが溜まってつらい状況は、ぜんどう運動が関係していることがわかりましたね。
さつまいもを食べてもおならは臭くならない
さつまいもを食べたあとに出るおならは臭くありません。
なぜなら、さつまいもは善玉菌が関わっているから。
おならといえば悪玉菌というわけでもありません。さつまいもを分解するのは善玉菌です。善玉菌が分解しておならになるには、臭いはほとんど気にならないので安心ですよ。
おならが臭い理由はさつまいも以外にあった
さつまいもを食べたあとにでるおならは臭くないはずなのに、何となく臭い気がするときは、以下の3点を疑ってみてください。
・肉類や香味野菜をたくさん食べた
・胃腸の調子が優れない
・便秘気味だった
さつまいもを食べてもおならが臭いときは、上記の原因を探ってみると解決の糸口が見えてくるかもしれません。
肉類や香味野菜をたくさん食べた
動物性たんぱく質を摂ったあとのおならは、アンモニア硫化水素やスカトールなどが多くなるため臭くなります。
また、ねぎやにんにくなどの香味野菜は硫黄成分が多いので、インドールやスカトールを発生させてしまい、臭いがキツイと思われるようです。
これらの物質が臭いのもととなり、悪玉菌優位になってしまうので、さつまいもを食べておならが臭いと感じてしまうことがあります。
ガーリックステーキに付け合わせのオニオンソテー。元気になるための食事としてはスタミナを補給できるので良いですが、おならの臭いが気になってしまうことも頭の片隅にいれておきましょう。
胃腸の調子が優れない
胃腸の調子が悪く、消化がうまくできないときもおならが臭くなることがあります。
腸内環境の乱れが原因となるようです。腸内環境が整うことで、おならも気にならなくなるので、まずは胃腸を休めてあげてくださいね。
また、胃腸に負担をかけないために、ゆっくりとよく噛んで食べるよう意識しましょう。
また、早食いだとたくさん空気を飲み込んでしまうので、おならが出やすくなります。
便秘気味だった
女性に多い便秘ですが、もともと便秘気味の方は、腸内に停滞している便が影響しおならが臭くなることがあります。
腸を健康にするためにさつまいもを食べたけど、おならが臭くて食べるのを止めてしまいたい。そう思う前に、便秘解消を目指してみませんか。
腸内環境を整えて善玉菌を増やすために、さつまいもと共にヨーグルトなどの乳酸菌を摂りいれることもおすすめです。
さつまいもを食べてもおならが気にならなくなる方法
おならが気にならなくなる方法はさつまいもを皮ごと食べることです。
さつまいもの皮にはヤラピンが含まれており、さつまいもの消化を助けてくれる作用があります。
活発過ぎるぜんどう運動も抑えられるので、ガスの排出も減るようです。
便も柔らかくし、便秘解消にも効果的な成分なので、おならが気になる方は皮ごと食べるようにしましょう。
さつまいもをしっかり洗って調理すれば、残留農薬の心配を最小限に抑えることができます。最初は皮を食べることに抵抗があるかもしれませんが、慣れてしまえば美味しいと思えるようになるかもしれません。
予定があるなら食べる時間を調整しよう
さつまいもを食べてからおならがでるまでの時間は、個人差こそありますがおおよそ6~7時間といわれています。
大事な予定があるときは、逆算してさつまいもを食べてみるのもひとつの方法。
たとえば、午後に大切な会議があるときは、朝ではなく会議が終わってから夜に食べる等、時間を逆算すればおならを気にせずにさつまいもを美味しく食べることができますよ。
おならがまったく出ないのも良くない
おならが止まらなくて困っていると、どんな方法でもいいからおならを止めたい!恥ずかしいから、おならが出なくなる対策があれば教えて欲しいと思うこともあるかもしれません。
しかし、おならが出るのは腸が正常に動いているサインなので、おならが全くでないのも心配です。
たとえば、お腹の手術をすると看護師さんから、「おならは出ましたか?」と必ず聞かれますよね。
思春期だったり、女性だと答えづらい質問ではありますが、腸の働きを知るためには大切なことなのです。
さつまいもは、食べてもおならの臭いが気になりません。それに、おならを我慢すると身体にも負担をかけてしまいます。
職場だったらちょっと席を外しておならを出すなどして、健康な身体を維持していきましょうね。
まとめ
さつまいもを食べておならがでるのは恥ずかしいけれど、秋になるとさつまいもが食べたくなることもありますよね。
さつまいもを食べておならがでるのは、さつまいものデンプンが消化されにくく、食物繊維によりぜんどう運動が活発になるからです。
対処法としては、さつまいもは皮ごと食べるようにしてください。
加えて、臭いおならの原因の肉類を控えめにしたり、胃腸を元気にすることや便秘解消を心掛ければ、今よりもおならに対する悩みは少なくなっていくでしょう。
おならを我慢するとお腹が張って苦しくなることがあります。
環境によっては我慢せざるを得ない状況のときもあるかもしれませんが、上手く席を外して対処するなど、必要以上におならを恐れずに栄養豊富なさつまいもを美味しく食べてくださいね。