さつまいもの若返り効果と若返りパワーアップレシピ2選
若い頃は陶器のようなお肌が自慢だったのに、年齢と共にお肌の老化が気になるという方はいませんか。
日々の仕事や家事に追われていると、お肌の老化に気づかないこともあるでしょう。
何となく老化が進んだ気がすると思われた方は、この機会にお肌の若返りについて考えてみませんか?
美容効果で注目されているさつまいもには若返りのビタミンがたっぷり含まれています。
今回は、若返りビタミンの知識とさつまいもを若返りパワーアップレシピに変身させるポイントをお伝えします。
この記事でわかることは以下の通り。
・若返りビタミンと相乗効果のある食材がわかる
・さつまいもを使った若返りレシピがわかる
目次
さつまいもには若返りに効果的なビタミンEが豊富
さつまいもにはたくさんの栄養素が含まれていますが、若返りに効果的なビタミンEも豊富です。
さつまいも(皮むき、生の場合)100gあたり1.5mgのビタミンEが含まれているので、老化防止に期待がもてますね!
若返りに効果的なビタミンEの働き
ビタミンEは、老化の原因のひとつである活性酸素を抑制してくれる作用があります。
活性酸素は、身体の中に入ってきた細菌などを撃退してくれる役割がありますが、活性酸素が活発になり過ぎると、必要な細胞まで攻撃してしまいお肌にダメージを与えてしまいます。
抗酸化作用の高いビタミンEを摂取することで、身体の酸化(サビ)を防いでくれる働きがあります。積極的に取り入れたいビタミンですね。
また、ビタミンEは老化防止以外にも、血中のLDLコレステロールの酸化や赤血球の破壊を防ぐ作用もあります。
目安量は、成人男性で6.0mg/日、成人女性で5.0mg/日。(日本人の食事摂取基準2020年版より)
参考元:公益財団法人長寿化学振興財団
ビタミンEが多い食品(100gあたり)
アーモンド:30.3mg
モロヘイヤ:6.5mg
パプリカ:4.3mg
アボカド:3.3mg
さつまいも:1.5mg
引用元:文部科学省
アーモンド1粒は約1gなので、100gあたりでは約100個分。モロヘイヤは、1袋分が約100g。パプリカ100gは約2/3ほどの量です。
さつまいもは、中くらいのものだと100g=1/2量なので、焼き芋にしたらあっという間に食べられてしまう量ですね!
このようにビタミンEが豊富な食品は多々ありますが、食べやすい食材としてさつまいもを取り入れてみませんか。
なぜなら、ビタミンE以外にも美容に嬉しい効果がたくさんあるから。
たとえば、シミやシワを予防し美肌効果があるビタミンCやお通じの改善が見込める食物繊維やヤラピン。むくみ防止に効果的なカリウムや抗酸化作用のあるポリフェノールなど。
腸内環境が整うとお肌も綺麗になって若返りも期待できます。
もちろん、ご紹介した食材にもたくさん栄養素が含まれているので、いろんな料理に活用してみてくださいね。
さつまいもの栄養について詳しく解説しています↓
食材と合わせて若返り効果UP!さつまいもレシピ2選
食材選びで若返り効果を最大限にいかすことができます。
でも、若返りのために口に合わない料理を無理に食べるのは、ストレスにもなりますよね。
さつまいもだけを毎日食べ続けるのも飽きて続かないこともあるかもしれません。
そこで、さつまいものビタミンEと合わせて効果的に若返りできるレシピをご紹介します。
さつまいも+レモン
ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ることで、効果を高めることができます。
ビタミンEを摂取すると、活性酸素と結びつきすぐに効力を失います。しかし、ビタミンCと合わせるとビタミンEが復活することも。
相乗効果を得るために、さつまいもにビタミンCが豊富なレモンを合わせた料理を作ってみませんか。
さつまいものレモン煮
【材料】
さつまいも 1本
砂糖 大さじ2
レモン汁 小さじ1
水 200ml
①さつまいもを輪切りにします。
②鍋に水を注ぎ、調味料と共にさつまいもを入れ落とし蓋をして中火で加熱します。
③沸騰したら弱火にし、竹串でスーッと刺さるくらいの硬さまで煮ます。
④器に盛り付けて完成。
さつまいも+オリーブオイル
脂溶性ビタミンであるビタミンEは、油との相性が抜群です。油を使うことで吸収力も高まり、ビタミンEが効果的に摂取できます。
ただし、使用済みの油ではビタミンEの効果が半減してしまうので、新鮮な油を使うことがポイントです。
さつまいもとパプリカの炒め物
【材料】
さつまいも 1本
パプリカ 1/4個
オリーブ油 大さじ1
にんにく 1かけ
コンソメ 小さじ1/2
塩こしょう 少々
①パプリカとさつまいもは細切りにします。
②にんにくをみじん切りにします。
③フライパンにオリーブ油をひき、弱火でにんにくの香りを油に移します。
④さつまいもとパプリカを加え、炒めます。
⑤コンソメ、塩こしょうで味を整えて完成。
パプリカもビタミンEが豊富に含まれているので、さつまいもと合わせて若返り効果が期待できますよ。
ビタミンEの過剰摂取は気にし過ぎなくても大丈夫
ビタミンEの過剰摂取は、骨量を減らし、骨粗鬆症のリスクを高めてしまう可能性があります。
しかし、日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、耐容上限量が成人男性で850mg、成人女性で650mgであり、過剰摂取のリスクは少ないようです。
また、摂取したビタミンEの2/3は便として排出されるので、体内に蓄積されにくいといわれています。
ただし、サプリメントを飲むときは、摂り過ぎてしまう可能性もあるので過剰摂取には気をつけましょう。
参考元:公益財団法人長寿化学振興財団
まとめ
今回は、さつまいもに含まれる美容成分のビタミンEに着目し解説しました。
ビタミンEは若返りビタミンともいわれるように、美容効果の高いビタミンです。抗酸化作用によって老化防止にも効果的ですね。
そうはいっても今からじゃ遅いかもと思った方、年齢は関係ありませんよ。今があなたにとって一番若い日です。
未来のあなたを想像して、今日から若返りを意識した生活にシフトしていきましょう!