さつまいもの雑学といえば、中国から沖縄経由で薩摩に渡ってきたことが名前の由来として有名です。 日本にやってきたのは今から400年ほど前で、丁度江戸時代が始まった頃のこと。

長い歴史の中でさつまいもが愛されつ続けられているのには理由があります。今回は、さつまいもの雑学と栄養についてお伝えします。

さつまいもの栄養雑学

さつまいもには多くの栄養が含まれています。そこで、栄養雑学について、これからわかりやすくお伝えします。

ヤラピン

さつまいもには他の植物にはない、ヤラピンという独自の成分が含まれており、輪切りにした時に浮かび上がる白い液体の形で確認できます。

ヤラピンには整腸作用があるので、便秘で悩んでいる人におすすめです。ヤラピンは熱で壊れにくい成分ですから、どのような調理方法でも構いませんし、食べ方が自由なので飽きずに便秘解消を続けられます。

カリウム

もう1つ注目すべき栄養素はカリウムで、摂り過ぎた塩分を排出するのに有効です。つまり、しょっぱいものを口にしてむくみが生じてしまった場合に最適というわけです。

塩分過多は血圧を上げて血管に負担が掛かり健康に良くないですから、美味しく食べてカリウムを摂取して塩分排出を促しましょう。

その他ビタミン・ミネラル

他にもビタミンCやEにカルシウムも入っていますし、コラーゲンの生成や体の酸化防止に役立ちますから、とても健康的で美容においても心強い食材です。

さつまいもはダイエット時の栄養補給になる

栄養的に見ると、さつまいもはでんぷん質で炭水化物が多く、沢山食べると脂肪がつきやすい食材です。ただ、ご飯よりも食物繊維が多く糖質はやや少なめなので、同じ量であればご飯と比べてヘルシーです。

腹持ちは同程度ですが、食べた時に満足感が得やすいですから、ダイエットの栄養補給に向いているといえるでしょう。ちなみに食物繊維は不溶性と水溶性の両方が含まれているので、健康にも美容にも役立てられます。

美味しいさつまいもの選び方

さつまいもといっても種類が多いですが、当たりがあればハズレに遭遇してしまうこともあります。

少しでも甘くて美味しい当たりを引く為には、なるべくでこぼこしていない形のものを選ぶのが良いでしょう。 またレモンのような形をしているものが理想的で、皮に艶があって厚みのあるものが当たりとなります。 端を見て切り口に蜜と思われる塊がついていれば、そのさつまいもは高確率で甘く美味しいはずです。

旬は本格的に寒くなり始める10月から1月の間なので、この間に美味しそうな形や見た目のものを選ぶことをおすすめします。

さつまいもの選び方と保存方法がわかる記事です↓

さつまいもの美味しさは選び方次第で変わる!気になるポイントと保存方法

まとめ

今回は、さつまいもの雑学と栄養についてお伝えしました。さつまいもは、大きめを選ぶと糖質の摂り過ぎやカロリー過多になってしまうので、半分に切って食べるか普通サイズを選ぶのが無難です。

1日3食の食事に加えておやつとして摂るとカロリーが気になりますから、他の炭水化物を減らすか、食べたら運動をするつもりで口にするのが正解です。栄養雑学と合わせて試してみるのもおすすめですよ。

ひで＠サプリメント管理士

健康食品関連企業にてユーザー様の健康管理をサポート。ヘルスケアに関するトータルバランスを考え資格取得に奮闘。現在は最先端医療クリニックの経営に参加しながら、血液検査や遺伝子検査による未病処置のためのオーダーメイドのサプリや治療をプロデュース。

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