体質改善に導く腸内環境の整え方3選|習慣化のポイントもご紹介
肌荒れや便秘から解放されたいと思ったら、体質改善に取り組んでみませんか?
食事や運動などで今よりも健康的な状態に整える体質改善。体が変わると心も前向きになることもあります。
肌荒れが解消されたすべすべの肌と毎朝すっきりお通じがある状態になりたいですよね。
今回は、体質改善に大切な「腸内環境」の面から、腸内環境の改善法をご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・体質改善に導くための腸内環境の改善法がわかる
・習慣を定着させる方法がわかる
目次
体質改善を目指すなら腸内環境を整えよう
体質改善を効率良く行うためには、腸内環境を整えることが大切です。そもそも腸内環境とは、「善玉菌」「日和見菌」「悪玉菌」の3つの菌がお互いに作用しあいバランスを保っています。
「日和見菌」に関しては、良くも悪くも状況によって変化しやすい菌なので、腸内環境を良くするためには善玉菌優位の状態を保つ必要があります。
悪玉菌優位の状態になってしまった場合は、腸内環境の悪化から肌荒れや便秘、代謝の低下や痩せにくい体質になってしまう可能性があります。
ダイエットや体質改善を考えている方は、腸内環境を改善し善玉菌優位の生活へシフトしませんか。
腸内環境が乱れるとおこる症状
腸内環境が乱れるとさまざまな症状があらわれます。ひとつずつみていきましょう。
便秘
腸内環境が乱れると便秘になりやすくなります。腸は自律神経の影響を受けやすい臓器であり、ストレスから腸の動きが緩慢になります。ぜんどう運動が弱まると便秘に繋がり、老廃物を排出しずらくなってしまいます。
肌荒れ
腸内環境が乱れると肌荒れも気になるかもしれません。ニキビや肌荒れが起きたとき、実は何日もお通じがなかったということはありませんか?
便秘と肌荒れは密接に関係しています。
本来排出されるべき便が腸内に留まることで、悪玉菌の増加や有害物質の貯留がみられます。有害物質が溜まると血流に影響がでることもあり、結果的に肌荒れへと繋がってしまいます。
痩せにくくなる
腸内環境が乱れると痩せにくくなる場合があります。水を飲んだだけなのに太るという方は、腸内環境が停滞しているのかもしれません。
腸内環境の悪化は、消化吸収に影響を与え必要な栄養素の吸収を妨げてしまうことがあります。
そして、代謝が低下すると痩せにくい体質へと変わってしまいます。
体質改善へ導く腸内環境の整え方3選
食物繊維の多い食材を摂る
腸内環境を整えるためには、食物繊維の摂取が大切です。食物繊維を摂ることで腸をデトックスする作用が期待できます。
手軽に食べられて食物繊維の多い野菜でおすすめなのが「さつまいも」です。
さつまいもには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれており、便秘解消に効果的です。さらに、さつまいもにしか含まれていないヤラピンも皮に多く存在しているため、便を柔らかくしお通じをスムーズにしてくれるでしょう。
ほかにも、水溶性食物繊維は果物や海藻類に多く含まれ、不溶性食物繊維はごぼうやれんこんなどの根菜類に比較的多く含まれています。根菜類は体を温める作用もあるので、冷え性の方にも効果的です。
時間がないという方は、ご飯を炊くときに粉寒天を1合あたり1gずつ加えてみてはいかがですか。毎日ご飯を炊く前に粉寒天を入れるだけで手軽に食物繊維を摂取することができます。
さつまいもは腸内環境を整えるだけではなく、ダイエットの強い味方でもあります。さつまいもダイエットが気になる方はこちらの記事も参考になります↓
乳酸菌を摂る
腸内環境を整えるためにヨーグルトを毎日の習慣に取り入れましょう。
ヨーグルトには、ビフィズス菌やガゼリ菌入りなど、さまざまな種類のものが販売されています。その中からあなたに合ったヨーグルトを見つけることが大切です。
乳酸菌は摂りだめができません。毎日こまめに乳酸菌を取り入れて体質改善に努めてください。
体質に合うヨーグルトを見つけるには、同じ種類のヨーグルトを2週間継続しましょう。肌の調子や便の状態を確認し、改善がみられた際は体質に合うヨーグルトだとわかります。
逆にお腹の調子が優れなかったり、肌の調子に変化がみられない場合は、違う種類のヨーグルトを試しましょう。
ヨーグルトのほかにも、キムチや味噌、納豆やぬか漬けなどの発酵食品も腸内環境を整えるために取り入れてみるのもおすすめです。
朝起きたら1杯の白湯を飲む
起床後に体を目覚めさせるためには、朝1杯の白湯が効果的です。体に潤いを与えると共に腸内をデトックスしてくれるので、体質改善が期待できます。
目覚めの1杯を習慣化し腸に刺激を送ることで、排便を促す作用もあります。
寒い日は内臓を温めてあげることで代謝もあがります。白湯を飲むことで全身の血流もよくなり代謝があがるとダイエット効果も期待できますよ。
また、内臓が温まることで朝ごはんを美味しく食べられるようにもなり、食べた後もしっかりと消化できるようになります。
腸内環境を整えるためには、朝以外でもこまめに水分補給を意識しましょう。
習慣を定着させる方法
習慣の定着には、一般的に21日間必要といわれています。たとえ良い習慣だとしても、3日坊主では効果が期待できません。
21日間続けることで習慣が維持されやすくなり、生活の一部としてなじむようになります。
はじめから全て取り入れなくても大丈夫!大きすぎる目標は、習慣化の妨げになる場合もあります。もちろん、全て取り入れられる方は続けてみてくださいね。
スタートダッシュして息切れをしないように、あなたにあったペースで進めることが大切です。できるだけ簡単に、ストレスを感じず楽しくできるよう心掛けましょう。
白湯を作るのが大変だったら、電子レンジやポットのお湯を使っても問題ありません。レモンを数滴加えて味の変化を楽しむのもおすすめです。
まとめ
体質改善に導くためには腸内環境を整えることが大切です。
腸内環境を整えるためには、食物繊維や乳酸菌をしっかり摂り、お通じをよくするために白湯で腸を刺激してあげましょう。
習慣を定着させるために、工夫しながら21日間続けることが大事です。
あなたの小さな行動が未来を作ります。便秘に悩まされることがなくなり、肌が綺麗になった姿を想像し、あなたに合った方法を見つけてみてくださいね。