干し芋は筋トレやダイエットのおやつ向き?!おすすめの食べるタイミングも解説
クリームたっぷりのスイーツや揚げたてのポテトチップと違い、素材の良さを活かした干し芋。筋トレやダイエット時のおやつとしても親しまれています。
とはいえ、干し芋にはメリットとデメリットが存在するのをご存じですか。そこで今回は、干し芋を筋トレやダイエットのおやつに食べる場合のメリットやデメリット、食べるタイミングについてご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・干し芋のデメリットがわかる
・効率良く筋トレやダイエットに取り入れるタイミングがわかる
目次
干し芋は筋トレやダイエットにおすすめ!メリットとは
干し芋は筋トレやダイエットにおすすめの食品です。まずは、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう!メリットは以下の5つです。
・GI値が低い
・脂質を抑えられる
・腹持ちが良い
・栄養たっぷり
・持ち運びに便利
GI値が低い
筋トレやダイエット中に気になるGI値。干し芋のGI値は55と低く、筋トレやダイエットにも取り入れやすい食品です。
ちなみにGI値とは、グリセミックインデックス(Glycemic Index)の略で、食後の血糖値の上昇を表す指標です。高GI値は70以上、中GI値は56~69、低GI値は55以下と示されています。
食パンのGI値は91、精白米のGI値は84、チョコレートのGI値は91なので、干し芋がいかに低いかわかりますね。血糖値の急上昇を抑えられるため、血糖値の乱高下による空腹感も回避できるでしょう。
脂質を抑えられる
筋トレやダイエット中は、脂質の摂り過ぎにも注意が必要です。甘いおやつのショートケーキの脂質は100gあたり15.2gですが、干し芋は100gあたり0.6gほど。このように、脂質を抑えたいときに干し芋はおすすめです。
参考:文部科学省
腹持ちが良い
干し芋には食物繊維が豊富に含まれています。消化もゆっくり行われるため、腹持ちの良さが特徴です。
筋トレやダイエット中は、食事にも気を使いますよね。以前よりも食事量を抑えるとお腹がすいてつらいということもあるでしょう。
とはいえ、市販品のお菓子はカロリーが高くて手が出せない…そんなときにおすすめなのが干し芋です。干し芋は空腹感がつらいときの強い味方といえるでしょう。
栄養たっっぷり
筋トレやダイエットでは、ただカロリーを抑えるだけでは必要な栄養素を補うことはできません。しっかりと栄養バランスを考えて食事を摂る必要があります。
干し芋には、ビタミンEやビタミンC、カリウムや食物繊維などが豊富に含まれています。干し芋はお通じにもぴったり!おやつを食べながら栄養も補給できるため、おやつとして人気があります。
持ち運びに便利
外出中にお腹がすいたときでも気軽に食べられるのが、干し芋の魅力です。干し芋はバックに入れてもかさばらず、持ち運びに便利な食品です。
さらに、少量で満足できるため多く持ち歩く必要もありません。ちょっとしたときに食べられる干し芋は、筋トレやダイエット中の方にぴったりといえるでしょう。
干し芋の注意点!デメリットとは
干し芋のメリットをご紹介してきましたが、デメリットもあるので一緒に見ていきましょう。デメリットは以下のとおりです。
・カロリー過多になりやすい
・糖質が多い
カロリー過多になりやすい
干し芋は、カロリー過多になりやすいので注意が必要です。甘くて美味しいので、つい手が伸びてしまいますが、100gあたり277kcalあるので気をつけなければなりません。
ご飯150gが234kcalなので、すぐにカロリーオーバーしてしまいます。干し芋は、良く噛んでゆっくり食べることで、血糖値の急上昇を防げます。
満足感も得られるため、時間をかけて食べるとカロリー過多を予防できるでしょう。
糖質が多い
カロリーと合わせて糖質が多いことも頭に入れておきましょう。干し芋はさつまいもの中でも糖質が高めです。
干し芋100gあたり66gであり、市販品の干し芋1袋(130g)に関しては、それだけで糖質が85.8gもあるのです。糖質を控えたい場合は、食べ過ぎに気をつけましょう。
干し芋を食べるタイミング
干し芋が筋トレやダイエットに有効であっても、過剰摂取はおすすめできません。また、タイミングによっても効率が変わってくるため、一度確認しておきましょう。
筋トレ前
筋トレ前は、運動でエネルギーを使うため、しっかりと栄養を蓄えておく必要があります。脂肪を効率よく燃やせるように、栄養を補給しておきましょう。
なぜなら、栄養不足の状態で運動を行うと、筋肉が分解されるリスクもあるため、適度な栄養補給が大切だからです。
そのため、バナナや干し芋などを運動をする30分から1時間前に食べておくと良いでしょう。ただし、干し芋は消化がゆっくりな分、直前に食べると消化不良を起こす可能性があるため注意してください。
筋トレ後
筋トレ後は、エネルギー以外にも筋肉を作るためのたんぱく質の摂取も欠かせません。
干し芋は吸収がゆっくりなので、筋トレ直後は素早く栄養を届けられるおにぎりなどの糖質と一緒に摂取しましょう。たんぱく質補給には、プロテインやゆで玉子などがおすすめです。
間食
干し芋摂取を一番おすすめしたいタイミングは間食です。栄養豊富で手軽に食べられて腹持ちも良いため、間食に取り入れると良いでしょう。
まとめ
今回は、干し芋を筋トレやダイエットのおやつに食べる場合のメリットやデメリット、食べるタイミングについてご紹介しました。
干し芋は、ビタミン・ミネラルが豊富で、GI値も低く、筋トレやダイエット向きの食品といえます。ただし、食べやすい分、カロリー過多や糖質過剰になりやすいため注意が必要です。
干し芋を食べるタイミングに決まりはありませんが、おすすめは間食です。腹持ちが良く、持ち運びやすいため、筋トレやダイエットのお供として、ぜひ取り入れてみてくださいね。