ダイエット中の野菜不足を改善|忙しくても大丈夫!気軽にできる実践法
食べていないのに痩せないのは、栄養バランスの偏りが原因かもしれません。
ダイエット中、「水を飲んだだけなのに太って困る」とおっしゃる方がいますが、食事内容を確認すると炭水化物が多く、野菜が少ないことがあります。反対に、食事量が極端に少ないことも。
野菜不足により、身体に必要なビタミンやミネラルが不足すると、太りやすくなってしまいます。
では、なぜ太りやすくなってしまうのか?今回は、太りやすくなる理由とダイエットを成功させるために必要な野菜不足改善についてお伝えします。
この記事でわかることは以下の通り。
・野菜不足改善のためのアクション
・栄養バランスよく食事を摂るためのポイント
目次
野菜不足がダイエットにおよぼす影響
痩せにくくなる
炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂ることは、健康的なダイエットをするには大切です。
しかし、極端な食事制限で栄養が不足してしまうと、身体が飢餓状態と判断して必要以上に脂肪をため込みやすくなってしまいます。
また、野菜に含まれるビタミンやミネラルの中には、代謝に関係しているものもあるので、野菜不足により食べたものがエネルギーに変わりにくい状態となってしまうこともあります。そのため、脂肪がたまりやすくなってしまうことにもなり兼ねません。
便秘になりやすい
野菜には食物繊維が豊富に含まれているので、便秘解消に効果的です。
野菜不足により、食物繊維が足りなくなってしまうと、腸内環境の悪化から腸内環境のバランスが乱れてしまいます。
善玉菌のエサになる食物繊維が少ないと、悪玉菌が増えてしまいお通じに影響がでる可能性があります。
健康的にダイエットをするなら、快腸でありたいですよね。
お肌の調子が乱れる
野菜に含まれるビタミンや食物繊維は、体内で合成できません。
そのため、野菜を食べて補給する必要がありますが、野菜不足によりビタミンや食物繊維が不足してしまうと、腸内環境が乱れ、肌のターンオーバーが正常に働かなくなってしまうことも。
健やかな肌を保つために必要なビタミンCやビタミンB群などが不足すると、肌荒れの原因にもなってしまいます。
せっかくダイエットに成功しても、お肌がボロボロだと悲しくなってしまいますよね。
野菜不足改善のための実践法
作り置きおかずを上手に活用して野菜不足を改善する
忙しくて料理まで手が回らないという方は、週末に少しだけ頑張って作り置きおかずをストックしておきましょう。
切り干し大根の煮物やにんじんのナムル、きんぴらごぼうなど、常備菜として作っておくのがおすすめ。
また、小松菜やほうれん草などの野菜を茹でて冷凍しておけば、お浸しにしたり、具沢山の野菜入り味噌汁が簡単に作れます。
かぼちゃを茹でてマッシュ状にして冷凍しておけば、かぼちゃサラダやスープにもできますよ。
玉ねぎをスライスして、酢漬けにしておけば、そのまま箸休めとしても一品になりますし、サラダのトッピングにもなります。
食材を上手に活用して、平日をラクラク乗り切りましょう!
野菜たっぷりのスムージーをつくる
いろんな野菜を入れてつくるスムージーは、手軽に野菜を摂ることができます。
自分でつくるので、保存料や添加物の心配もいりません。スムージーなら、安心して野菜を手軽に摂れますね。
飲みごたえもあるので、ダイエット中の野菜不足改善にもおすすめです。
ダイエット中のおやつは野菜を選ぶ
ダイエット中のおやつとして、野菜スティックやナッツ類、ヨーグルトは最適ですが、ダイエット中にお腹がすいたときのおやつとして、さつまいももおすすめ!
さつまいもには、美肌に嬉しいビタミンCやビタミンE、ポリフェノールや便秘解消に糊化的な食物繊維やヤラピン、むくみ防止に効果的なカリウムが含まれています。
食べて綺麗にダイエットするには、栄養補給も大切です。
スナック菓子や甘いケーキを食べるより、天然の甘みが美味しいさつまいもで小腹を満たしてみませんか。
さつまいもの詳しい栄養効果についてはこちらの記事が参考になります↓
野菜不足改善+α【食べる順番も大事】
ダイエットを効率よく進めるには、食べる順番を野菜からにしましょう。
なぜなら、野菜の食物繊維が血糖値の上昇を緩やかにするから。
血糖値は急激に上昇すると、インスリンが過剰に分泌され、余ったインスリンは脂肪の分解を抑えてしまうので、脂肪をため込みやすくなってしまいます。
野菜から食べることは、ダイエットにも有効なので、「食事のひと口目は野菜から」という気持ちで食事を摂りましょう。
栄養バランスよく食事を摂るためのポイント
炭水化物と野菜の量を見直してみる
忙しいとき、手軽に作れる麺類は主婦の味方にもなりますよね。
でも、麺類だけでは炭水化物の量が多くなってしまい、おかず無しでも食事が成り立つので、麺類のみの食事でも違和感がありません。
もう一度、ご飯や麺類などの炭水化物の量を見直してみると、案外多く摂っていたと気づくかもしれませんよ。
気づくことは小さな一歩でもダイエットにとっては、大きな一歩です。
炭水化物を摂り過ぎていた場合は、少し控えてその分おかずに野菜を増やしてみませんか。
ただし、炭水化物も栄養バランスを整える面では必要な栄養素です。代謝が落ちて痩せにくくなってしまうので、摂り過ぎていた炭水化物を少し控える程度に留めておきましょうね。
たんぱく質をしっかり摂る
炭水化物と野菜の量も大切ですが、たんぱく質も身体をつくるための大事な栄養素です。
食事量を少なくすると、筋肉が落ちてしまう場合もあるので、たんぱく質を摂取することでしっかり筋肉をキープしましょう。
肉や魚、卵や豆類、乳製品から補うことができます。ダイエット中は、脂肪分の少ないささみや赤身の肉がおすすめです。
野菜不足改善の落とし穴!カロリー過多に要注意
野菜不足改善のために野菜をしっかり摂るようになったけど、痩せないという方はドレッシングの内容と量に注意しましょう。
野菜は低カロリーだから大丈夫という思い込みにより、ドレッシングをかけすぎてしまい、カロリーが思ったよりも高くなってしまうこともあります。
和風ドレッシングなら、大さじ1杯で約14kcal、フレンチドレッシングでは、大さじ1杯で約61kcalもあります。
ご飯一口約34kcalなので、フレンチドレッシングを大さじ1杯かけると、ご飯を二口食べているのと同じくらいになってしまいます。
ノンオイルドレッシングなど、低カロリーのドレッシングの使用やシンプルに塩を振りかけて野菜本来の味を楽しむのもカロリーを抑えるコツです。
もっと簡単にバランスのよい食事に整えたいなら青汁も効果的
仕事や家事で手一杯のときは、料理のメニューを考えるのも億劫になりませんか?
ダイエットのために、バランス良く食事を摂るのは大切だとわかっても、実行できない日があると落ち込んでしまうこともあるでしょう。
完璧を目指すと辛くなります。ダイエットは、ストイックに取り組むよりも無理なく続けることが、ダイエット成功の秘訣でもあります。
スムージー作りの準備や片づけに時間がかかり嫌になってしまったり、料理をする時間が摂れなかったときだけでも、青汁に頼ってみるのもあなたの心を軽くするかもしれません。
スイートベジジュースには、安納芋の粉末や大麦若葉、オクラ、こんにゃく芋の抽出物、胡麻若葉粉末などが含まれているので、野菜不足改善に効果が見込めます。
バランスの良い食事を基本に補助的な安心材料として、スイートベジジュースを試してみませんか。
スイートベジジュースについて詳しくはこちらから確認できます↓
まとめ
ダイエットを成功に導くには、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが大切です。
そして、野菜ばかりや炭水化物だけとならないように、身体をつくるたんぱく質や脂質、ビタミン、ミネラルなどを過不足なく摂ることも大事。
野菜不足により、痩せにくくなったり、便秘や肌トラブルに悩まされる前に、しっかりと食事の中に野菜を摂り入れましょう。
常備菜をつくり、スムージーで野菜不足改善を目指し、料理をつくるのにちょっと疲れたときはスイートベジジュースで補うなど、いくつかの方法を組み合わせることで無理なく野菜不足解消を目指しましょうね!