さつまいもパワーを料理から取り入れよう!驚くべき効果を解説
さつまいもの料理というと、冬場に遠赤外線で調理した石焼きいもや、油で揚げて甘い砂糖のカラメルでくるんで食べる大学芋などスイーツ系のものをイメージされて太る原因食と考えられがちです。
だけど、それは大きな誤解。実は食べることで逆に肥満を改善させたり、脂肪の燃焼を促進したり、血糖値を下げるなどの健康効果があると解ってきました。
そこで2020年現在の最新研究で裏付けられた、さつまいものもつパワーについてくわしくお伝えします。
目次
注目すべきさつまいものパワー
食物繊維が腸を活発化する
さつまいもには多くの食物繊維が含まれており、腸を活発化する役割があります。
石焼いもは冬の風物詩。トラックで路上販売されたり、今ではスーパーやコンビニでも売られてます。焼き芋を食べると良く、オナラが出ると漫画とかアニメでもギャグで登場しますよね。
それは焼き芋の中に大量の食物繊維が含まれていて、腸の活動が活発になるからです。
焼き芋は炭水化物なので、同じ分量で日本人主食である白米と比較すると、およそ10倍ぐらい多く食物繊維を含んでいます。
食物繊維の働きは、小腸や大腸などの糖や脂肪を吸収される器官で、それらの吸収量を抑えてからめとって押し流す働きをします。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の役割
焼き芋に多く含まれる食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類から構成されていて、糖や脂肪を自ら吸着させるよう働きます。
そして、そのまま肥満の原因である糖や脂肪を水溶性食物繊維が吸収させ、不溶性食物繊維が体外に排出させます。
そのため石焼いもと一緒に天ぷらや唐揚げを食べれば、一緒に排出されやすくなり、油で揚げて砂糖のカラメルで包んだ大学芋は大部分の糖と脂肪は一緒に排出されるので太りにくいという理屈です。
ただし、食べ過ぎはカロリー過多になる可能性が高く、太りやすくなってしまいますので、食べる量には注意してくださいね。
腸が綺麗になり美容効果が期待できる
さつまいもの食物繊維は、小腸や大腸の余分な糖や脂肪を排出する作用があるため、便秘解消により腸内環境が良くなって美容効果が期待できます。
これだけでも十分すごいのですが、さらにさつまいもの皮にも便秘解消に効果的なヤラピンが豊富に含まれています。
ヤラピンと聞いてもどんな物だかイメージできない人も多いと思いますが、さつまいもを輪切りにすると皮と本体の間から染みだしてくる白い液体です。
ヤラピンには、大腸に溜まった便や美容の大敵である宿便を柔らかくする働きがあり、便をスムーズに排出させて便秘を解消させたり腸内を活性化させ、美容効果をアップしてくれます。
さつまいもに含まれるレジスタントスターチが太りにくくする
熱々で食べても食物繊維で、糖や脂肪の吸収を抑えて太りずらくさせる焼き芋ですが、冷まして食べることでさらに太りずらくパワーアップします。
なぜなら、焼き芋や大学芋に含まれるレジスタントスターチと呼ばれる食物繊維成分は、温度が高いままだと形態が変化していく性質があるから。
焼き芋や大学芋を熱々の状態で置いておくと、徐々にレジスタントスターチは分解されて、体内に吸収されやすい形態になり、食物繊維成分の糖や脂肪の吸着効果は弱まっていきます。
逆にレジスタントスターチは冷やされることで固まって、体内に吸収されにくい状態を維持して、食物繊維の糖や脂肪を吸着させる効果が強まります。
そのため石焼いもや大学芋は出来たらすぐに冷やして、冷凍庫で凍らせて冷たい状態で保管して食べる時に温めることで糖と脂肪の吸収効果を高める上で有効な食べ方です。
さつまいもパワーがアップする食品
焼き芋や大学芋の糖や脂肪を吸収しずらくさせるダイエットと腸活効果を、より高めることが出来る成分がいくつかあります。
焼き芋や大学芋と一緒に食べると効果を高める成分は、たんぱく質と乳酸菌の入った食品です。
たんぱく質
たんぱく質は脂肪を燃焼させる筋肉を作る働きをしますが、さつまいもにはほとんど含まれていません。
だから、一緒に肉や魚やチーズや牛乳などの、高たんぱく質の食品を食べることが有効です。
余分な脂肪もレジスタントスターチでからめ取るので、その点もダイエットに最適です。
乳酸菌
乳酸菌は腸内環境を改善する善玉菌が育つ役割を果たすので、排便がスムーズになり結果的に腸内環境が良くなるので美容効果をより高めます。
ヨーグルトと合わせて食べるのもおすすめですよ。
美味しい焼き芋の作り方
石焼いもはスーパーやコンビニで冬場になれば購入できますが、それ以外にシーズンでは中々入手が困難です。焼き芋ブームで道具も売られてますが、そういった物を使わずに簡単にレンジで作れる方法もあります。
【作り方】
料理の作り方は簡単で、さつまいもの皮についた土をきれいに水洗いして水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
あとはそのままレンジで柔らかくなるまで加熱して、一番太い箇所に焼け串を刺して楽に刺さったら火が通っています。
そのままでは蒸かし芋なので、ガスレンジの魚焼きグリルで弱火で表面に焦げ目をつけていきます。
適度に焦げ目が付いたらお手軽石焼き芋の完成です。
出来上がったらそのまま食べるか置いておく場合には、レジスタントスターチを固めるために冷凍庫で冷やして、食べる分だけ解凍して食べます。
冷やしさつまいもの詳しい記事はこちらです↓
焼き芋以外のおすすめレシピ
大学芋は、さつまいもを一口大の大きさに切って、水気をしっかりと取ってから油で火が通りまで素揚げします。
同時に鍋に砂糖水を作って、それをカラメル色になるまで煮詰めて揚げた芋とあえれば完成です。
まとめ
今回は、さつまいものパワーについて詳しくお伝えしました。さつまいものパワーは大きくわけて3つ。
・腸の活発化
・美容効果
・太りにくい
ただし、大学芋など甘い味付けのものは食べ過ぎないようにしてくださいね。糖や脂肪を排出する働きがあっても食べ過ぎると効果が期待できません。
適度に食べてさつまいもパワーを取り入れてみてくださいね。
健康食品関連企業にてユーザー様の健康管理をサポート。ヘルスケアに関するトータルバランスを考え資格取得に奮闘。現在は最先端医療クリニックの経営に参加しながら、血液検査や遺伝子検査による未病処置のためのオーダーメイドのサプリや治療をプロデュース。
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