子どものさつまいもの食べ過ぎが気になる|チェックポイントと解決策
さつまいもは自然な甘さで体に優しい食材ですが、つい食べ過ぎてしまうことはありませんか?子どものおやつとしても便利ですが、食べ過ぎは体にとって負担になってしまいます。
そこで今回は、子どものさつまいもの食べ過ぎが気になるママのために、食べ過ぎが良くない理由とさつまいもを使った簡単レシピをご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・子どもに必要なカロリーがわかる
・子どもにおすすめのさつまいものレシピがわかる
目次
さつまいもの食べ過ぎはなぜ悪い?
さつまいもの食べ過ぎが悪いといわれている理由についてお伝えします。子どもがさつまいもを食べ過ぎていたときにかみ砕いて教えてあげましょう。
消化不良になる可能性がある
さつまいもには、食物繊維が豊富に含まれているため、食べ過ぎると消化に時間がかかってしまい、消化不良を起こす可能性があります。また、食べ過ぎると、お腹が緩くなってしまったり、便が硬くなってしまったりと腸内環境の乱れにつながってしまうかもしれません。
便秘だからといって食物繊維をたくさん摂ってしまうと、逆効果になる可能性があります。頑固な便秘に悩まれている方は、食物繊維の摂り過ぎには注意しましょう。
カロリー過多になりやすい
さつまいもは主食としても食べられることがあり、主成分は炭水化物です。そのため、食べ過ぎるとカロリーを摂り過ぎてしまうこともあるでしょう。
カロリーは、さつまいも(皮つき・生の場合)1本(200g)当たり254kcalです。ご飯1膳(150kcal)が234kcalなので、さつまいもを1本食べるとご飯1膳分と同等のカロリーを摂ることに繋がります。
ただし、さつまいもは食べ方次第でダイエット向きの食材にもなるため、食べ方を守ればカロリー過多は防げるでしょう。さつまいもダイエットは、ご飯代わりにさつまいもを食べるダイエット法です。
さつまいもダイエットについての詳しい記事はこちらです↓
子どもに必要なおやつのカロリー
子どもは消化器官が発達していないので、食べ過ぎには注意が必要です。特に1~2歳児は、さつまいも50g程度を目安にしましょう。さつまいもはパサつきやすいので、水分と一緒に摂ることも大事です。
3~5歳児に必要な1日のおやつ量は、150~250kcal。さつまいもを子どものおやつとして提供する場合は、さつまいも半分が適量です。
さつまいもを1本食べてしまうと、食事に響いてしまうこともあるでしょう。さつまいもは食物繊維が豊富に含まれているため、腹持ちが良く満足度が高いです。満足度が高い反面、食事量が減ってしまう可能性があるため、しっかりと食事が摂れるように食べ過ぎには注意しましょう。
さつまいもは子どもの栄養補給になる
さつまいもには、食物繊維のほかにもビタミンCやビタミンE、カリウムやポリフェノールなどの栄養素が含まれています。育ち盛りの子どもにとって、必要な栄養を効率良く摂取するためにもさつまいもはおすすめです。
とはいえ、自然の甘みたっぷりでつい食べ過ぎてしまいがちなので、適量を守って食べるようにしましょう。砂糖を多く含む菓子パンや洋菓子より、腹持ちも良く満足感があるので、さつまいもはおやつにピッタリの食材です。
子どもの食べ過ぎを防ぐための解決策
子どものさつまいもの食べ過ぎを防ぐために、以下の方法を試してみませんか。
・さつまいもの量を調整する
・ほかの食材と一緒に調理して満足感を得る
さつまいもをご飯や味噌汁に加えることで、さつまいもの量が抑えられ、満足感のある料理に仕上がります。おすすめのレシピとともに確認していきましょう。
具沢山味噌汁
さつまいものビタミンCは熱に強く、壊れにくいのが特徴です。味噌汁に入れて飲むことで体もぽかぽかに温まりますよ。
【作り方】
1.さつまいもを良く洗って、皮つきのまま半月切りにして、5分ほど水にさらしてアクを抜きます。
2.だし汁を入れた鍋にさつまいもと鶏ひき肉を加えます。
3.鶏ひき肉が固まらないように、菜箸でかき混ぜながら火を通します。
4.さつまいもが柔らかくなったら、火を止めて味噌を溶きながら加えましょう。
5.味を調えて完成です。
さつまいもご飯
さつまいものほんのりとした自然な甘さと、ほっくりとした食感が食欲をそそるさつまいもご飯もおすすめです!
【作り方】
1.さつまいもを洗い、1cm角に切ってアク抜きをします。
2.お米を研ぎ、1と塩を少々加えて炊飯スタート。
3.器に盛り付け、黒ゴマを振りかけて完成です。
簡単にできる!おやつにおすすめのレシピ3選
さつまいもを使った簡単にできるおやつのレシピをご紹介します。食べ過ぎに気をつけながら、ひと手間かけてバリエーション豊富なおやつを作りましょう。
揚げないヘルシー大学芋
油で揚げて作る大学芋ですが、電子レンジを使うことで、カロリーオフのおやつが作れます。乱切りにしたさつまいもを水にさらしてアクを抜いたら、電子レンジで加熱してさつまいもを柔らかくしておきましょう。
フライパンに油をひき、さつまいもに焼き目をつけていきます。さつまいもに焼き目がついたら、みつと合わせて盛り付けましょう。
詳しいレシピを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
お手軽スイートポテト
難しそうなスイートポテトもシンプルな材料で簡単に作れます。子どもと一緒に成形しながら作るのも楽しいですよ!シナモンや黒ゴマを振りかけて、見た目も可愛く仕上げましょう。
詳しいレシピを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
いきなり団子風
いきなり団子は、さつまいもとあんこを皮で包むレシピが一般的ですが、このレシピではあんこを使いません。あんこの代わりにさつまいも餡を使うので、さつまいもの2つの食感を楽しめるレシピです。
詳しいレシピを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
まとめ
今回は、子どもがさつまいもを食べ過ぎると良くない理由とさつまいもを使った簡単レシピをご紹介しました。さつまいもは栄養豊富な食材ですが、食べ過ぎると消化不良を起こしてしまったり、カロリー過多になってしまったりする場合があります。
とはいえ、適量を守って食べれば問題ありません。本記事では、さつまいもを使ったレシピもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。