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さつまいもを冷凍するとまずいの?上手に保存する方法をご紹介

「さつまいもを冷凍したらまずくなった」と感じることはありませんか?

食材を無駄にしないために、余った食材を冷凍するのはよくあることです。しかし、解凍後に食感が損なわれてしまうこともあるため、ポイントを抑えて冷凍する必要があります。

今回は、さつまいもを冷凍してまずくなる理由上手に冷凍保存する方法をご紹介します。

 

この記事でわかることは以下の通り。

・さつまいもを冷凍保存するとまずくなる理由がわかる

・さつまいもの上手な保存方法がわかる

・さつまいもを解凍後に美味しく頂くポイントがわかる

 

さつまいもは、寒さに弱い食材です。冷蔵庫に入れておくと低温障害を起こしてしまう可能性もあります。反対に、常温保存していると夏場は芽が出てしまったり傷んでしまったりする場合もあるでしょう。だからこそ、さつまいもを上手に冷凍することは、さつまいもを長く保存できる手段であり、美味しく頂くための知恵でもあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

さつまいもを冷凍するとまずくなる理由

さつまいもが食べ切れないと思ったとき、冷凍保存する方は多いのではないでしょうか。しかし、せっかく冷凍したのに解凍したら、まずくてガッカリ。

ほかの野菜と同じように冷凍保存しただけなのにと嘆く前に、さつまいもを冷凍するとなぜまずくなるのか理由を探ってみましょう!

 

まずくなるのはさつまいもを生のまま冷凍したから

さつまいもは、保存方法により美味しさが変わります。特に、さつまいもを生の状態で冷凍した場合、まずくなってしまう可能性が高いです。

なぜなら、さつまいもは解凍すると水分が抜けてしまいスポンジのように中身がスカスカになってしまうからです。

舌触りは筋っぽくなり、ほくほくのさつまいもとは程遠い食感になってしまいます。

 

生で冷凍してしまったときのアレンジ法

「生で冷凍保存してしまったら、捨てなければならないのか」と諦めないでください。生で冷凍した場合は、ポタージュスープにしたり、スイートポテトにするなど、生のさつまいもを活かせる調理法で対応しましょう。捨てるのは簡単ですが、さつまいもを無駄なく使い切るには工夫も必要です。

 

さつまいもを美味しく冷凍保存する方法

さつまいもは生のまま冷凍するとまずくなることがわかりました。では、さつまいもを美味しく冷凍保存するためには、どうしたら良いのかポイントをお伝えします。

 

加熱してから冷凍すると美味しく保存できる

さつまいもは加熱してから冷凍することをおすすめします。生で保存するよりも筋っぽさが少なく食べやすいです。焼き芋にしてから保存すると、香ばしさが残った状態で保存できます。茹でたり蒸したりしてから保存する場合は、解凍後の調理法を考えて、輪切りにしたり乱切りにしたり、マッシュ状にするなど、適宜カットしてから冷凍保存しましょう。乱切りにすれば、解凍して大学芋も作れますし、マッシュ状にしておけばポタージュスープやコロッケにも使えるでしょう。

ミキサーなしで作れるさつまいものポタージュスープは、ミキサー不要で洗い物が少なく作りやすいレシピです↓

【ミキサーを使わない簡単レシピ】さつまいものポタージュスープ

 

電子レンジで簡単!焼き芋の作り方

1.さつまいもを洗い、濡らしたキッチンペーパーで包む。さらにラップでさつまいもを巻く。
2.電子レンジ600W1分、200Wに温度を下げて約10分加熱する。
3.竹串がスーッと刺されば完成。

ラップに包み直してから、冷凍保存してください。

 

冷凍保存の期間は約1ヶ月

さつまいもを冷凍保存したときの賞味期限は約1ヶ月です。冷凍していると、食材は少しずつ劣化してしまいます。鮮度が良い方が美味しいですよね。冷凍しているから安心と思わずに、なるべく早めに食べるようにしましょう。

 

さつまいも料理の保存はスピード勝負

お魚やお肉は、急速冷凍が大切といわれるように、食材や料理は冷凍までの時間が短いほど美味しさが保たれます。そのため、速やかに凍らせるようにしてください。
早く凍らせるために以下の3点を意識しましょう!
・さつまいもが重ならないように並べる
・ある程度の小分けにする
・金属製のバットの上で凍らせる

 

さつまいもが重ならないように並べる

さつまいもが重なった状態で冷凍すると、凍るまでに時間がかかってしまいます。さつまいもをカットした状態で保存する際は、平たく並べて重ならないようにしましょう。

 

ある程度の小分けにする

さつまいもご飯など、料理したものを冷凍保存する場合、小分けにすることをおすすめします。早く凍らせるためと、1回分ごとに分けておくことで解凍後も食べたい量だけ食べられるからです。さつまいもご飯を冷凍する場合は、ご飯茶碗に盛る量を1人前とし、ラップに包んで冷凍しましょう。美味しく保存するためには、冷めないうちに冷凍するのがポイントです。

 

金属製のバットの上で凍らせる

急速冷凍することが、美味しく冷凍保存するコツです。そのため、金属製のバットの上で冷凍し、効率良く冷凍保存しましょう。金属製のバットは熱伝導率が良いので上手に活用してみてください。100均のバットでも十分対応できますよ。

 

さつまいもを解凍したら美味しく頂こう!

さつまいもを冷凍保存した後は、電子レンジで温めると美味しく頂けます。さつまいもご飯は、電子レンジのあたためモードで簡単に解凍できますよ。また、冷凍した焼き芋を冷凍庫から冷蔵庫へ移してさつまいもアイスのように頂くのもひんやり食感が美味しいです。料理に使う場合は、凍ったまま使っても問題ありません。

 

おすすめは“冷やしさつまいも”

さつまいもを冷凍保存するなら、冷やしさつまいもがおすすめです。冷やしさつまいもは、一度焼き芋を作ったあとに冷凍し、半解凍の状態で頂きます。アイスのような食感が、おやつにピッタリです。砂糖たっぷりのアイスと違いさつまいもの天然の甘さのみで食べられる、体に優しい冷やしさつまいも。良かったら試してみてくださいね。

さつまいもは冷やすとレジスタントスターチに変わります。詳しくはこちらの記事で解説しています↓

さつまいもダイエットのメリット・デメリット|効果的な方法を大公開

 

まとめ

今回は、さつまいもを冷凍してまずくなる理由と上手に冷凍保存する方法をお伝えしました。同じさつまいもでも、冷凍方法によって食感に差がでます。冷凍保存しても美味しく食べるためには、加熱してから冷凍することが大切です。冷凍する際は、「さつまいもが重ならないように並べる」「ある程度の小分けにする」「金属製のバットの上で凍らせる」を意識しましょう。本記事の内容をぜひ参考にしてみてくださいね!

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