さつまいもダイエットに効果的な食材の組み合わせ5選
さつまいもダイエットは、主食をさつまいもに置き換えておかずはそのままというダイエット法ですが、おかずを自分で調整しないといけないので栄養のことが気になっている方も多いのではないでしょうか。
おかずを自由に選べる反面、食材の組み合わせで効果を高める方法があったら知りたいと思いますよね。
さつまいもにはたくさんの栄養素が含まれていますが、プラスするとさらに効果が高まる食べ方もあります。
今回は、さつまいもの栄養素とダイエットに効果的な食材の組み合わせを5つご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・さつまいもダイエットに効果的な組み合わせがわかる
・なぜさつまいもと組み合わせた方が良いのかがわかる
さつまいもダイエットを始めて、食材の組み合わせに意識が向いたあなたは、キレイになるための階段を着実にのぼっていると思います。
効果的な食材の組み合わせを知って、健康的にダイエットしましょう!
目次
さつまいもの栄養素とは
さつまいもにはたくさんの栄養素が含まれています。
1食分ずつの栄養価を比較してみましょう!
比較対象:食パン(4枚切り1枚)、ご飯(茶碗1杯150g)、さつまいも(皮つき、蒸し150g)
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | カリウム | V.E | V.C | 食物繊維 | |
kcal | g | g | g | mg | mg | mg | g | |
食パン | 234 | 8.0 | 3.7 | 41.8 | 77 | 0.4 | Tr | 3.8 |
ご飯 | 252 | 3.8 | 0.5 | 55.7 | 44 | Tr | (0) | 2.3 |
さつまいも | 210 | 1.4 | 0.3 | 50.6 | 590 | 2.1 | 30 | 5.7 |
参考元:文部科学省
ビタミンC
さつまいも(皮つき、蒸しの場合)150g当たりビタミンCが30mg含まれています。
ビタミンCには、お肌のしみやシワの改善に効果的だといわれています。
しかし、身体の中では合成できないビタミンのため、外から補給する必要があります。
さつまいもにはビタミンCが1日の摂取量の約1/3も含まれているので、美肌効果が期待できますね!
ビタミンE
さつまいもにはビタミンEも豊富です。さつまいも(皮つき、蒸しの場合)150gあたり、2.1mgも含まれています。
ビタミンEは、抗酸化作用がありアンチエイジングに最適なビタミンです。
さつまいもを食べて効率的にビタミンEを補給しましょう!
カリウム
さつまいもにはカリウムも豊富です。
カリウムにはむくみ防止の効果があり、身体の中に必要以上に溜まった塩分を身体の外へ排出してくれる役割があります。
仕事帰りの夕方に足がむくんで辛い人や朝起きたら顔がパンパンという人にもおすすめしたい栄養素です。
食物繊維
さつまいもといえば、食物繊維が豊富なイメージが強いですよね。
さつまいもには食物繊維がたっぷり!しかも、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含有している食材です。
便秘になると悪玉菌が増加してしまうので、腸内環境を整えるためにも食物繊維はしっかり摂っておきたいところ。
さつまいもなら、皮つき蒸しの場合、150gあたり5.7gも食物繊維が摂れるので、便秘解消にも効果的です。
ヤラピン
さつまいもには、ヤラピンも豊富に含まれています。
ヤラピンは、さつまいもを切ったときにでる白い液体のこと。さつまいもにしか存在しない便秘解消に効果的なものなので、ぜひ取り入れていただきたい栄養素です。
ヤラピンは、皮の部分に含まれているので、さつまいもを食べる際は皮も一緒に食べるようにすると無駄なくヤラピンを摂取することができます。
さつまいもダイエットに効果的な食材の組み合わせ5選
さつまいも×鶏肉
さつまいも×鶏肉は、さつまいもに少ないたんぱく質を補える優秀な組み合わせです。
たんぱく質は、筋肉を作るために重要な栄養素であり、生きるために必要な三大栄養素のひとつでもあります。(炭水化物・脂質・たんぱく質)
さつまいもに不足しているたんぱく質を補うことで、バランス良くさつまいもダイエットを進めることができますよ。
鶏肉のほかにも、魚や卵、大豆でも大丈夫です。さつまいもにチーズを乗せて焼き芋にしても美味しく頂けるので、試してみてくださいね。
おすすめのレシピはこちらです↓
ダイエット中に上記のレシピを作る際は、調味料の配合を変える(マヨネーズ抜き、油少なめ)と良いですよ。
さつまいも×りんご
さつまいも×りんごの組み合わせは、便秘解消が期待できます。
あなたは、「りんご1個で医者いらず」というイギリスのことわざをご存じですか?
ことわざの意味は、毎日1個ずつりんごを食べると、健康になり医者に行かなくても済むということ。
りんごは食物繊維が豊富で便秘解消に効果的ですが、りんごの皮にはペクチンも含まれているため、整腸作用も期待できます。また、カリウムも多いのでむくみ防止にもなりますね。
さつまいもと合わせると相乗効果が期待できそうです。さつまいもサラダにりんごを追加するなどして食べてみてはいかがですか。
ただし、大きなりんごに関しては半分にして食べる等工夫が必要です。
食べ過ぎてしまっても良くありません。
さつまいも×レモン
さつまいも×レモンは、ビタミンC強化になります。
ストレスの抵抗性を高めたり、美肌に必要なビタミンCは、さつまいもにも含まれていますが、レモンを追加することでさらに多くのビタミンCを摂取することができます。
さつまいも(皮つき、蒸しの場合)150gあたり、ビタミンCが30mg含まれています。1日の摂取量は100mgなので、レモンを加えることでビタミンCを増やすことができますね。
さつまいものレモン煮にすると、さっぱりしていて食べやすいメニューになります。
さつまいも×味噌
さつまいも×味噌の組み合わせは、腸内環境を良くするためにピッタリ。
味噌には植物性乳酸菌が含まれており、乳酸菌は水溶性食物繊維やオリゴ糖をエサにすることで、効果的に働きます。
さつまいもには、食物繊維が豊富に含まれているため、味噌の乳酸菌のエサになるそうです。乳酸菌によって腸内環境が整うと善玉菌優位の環境になりやすく、整腸作用が見込めます。
さつまいもを輪切りにして、鶏ひき肉と合わせたお味噌汁はコクもあり美味しいですよ。
さつまいも×ヨーグルト
さつまいも×ヨーグルトの組み合わせも腸内環境改善に期待できます。
ヨーグルトには動物性乳酸菌が含まれており、味噌と同様さつまいもの水溶性食物繊維が乳酸菌のエサになり、腸内の働きが活発になるでしょう。
さつまいもをダイスカットにして、電子レンジで柔らかくしてから冷ました状態でヨーグルトに入れると、さつまいものほんのりとした甘さがヨーグルトに合って美味しく頂けます。
まとめ
今回は、さつまいもダイエットに効果的な食材の組み合わせを5つご紹介しました。
さつまいもダイエットを今よりもっと効果的に進めるには、食材の組み合わせを意識することも大事です。
たとえば、さつまいもとたんぱく質、乳酸菌、ビタミンCなどを取り入れるのがおすすめ!
合わせる食材は、日常的に食べるものばかりなので、料理を作るときに少しだけ追加してみませんか?
バリエーションが増えて、さつまいもダイエットが楽しくなるかもしれません。
折角ダイエットをするなら、楽しく続けたいですよね。美味しく食べて、キレイに痩せられるよう一緒に頑張りましょう!