【さつまいもは女性のミカタ】実は栄養たっぷり!さつまいもの秘密
さつまいもはスーパーで手軽に買える優秀食材!
秋になるとほっくほくの焼きいもが恋しくなりますよね。
身体に必要な栄養素もたくさん含まれていますが、どんな栄養素があるのか考えたことはありますか?
栄養のことを知るか知らないかで意識が変わります!
ただ食べるよりも栄養のことを知りながら食べると、何だか元気になった気になりませんか?
サプリメントや健康食品も効果を知ると身体に効いているような気がしますよね。
そこで今回は、さつまいもの栄養と効能について詳しくご紹介したいと思います。
目次
さつまいもの気になる栄養素
さつまいもには、たくさんの栄養が含まれています。
【さつまいもの栄養素】
・ビタミンC
・ビタミンE
・カリウム
・ヤラピン
・食物繊維
・アントシアニン
ひとつずつ栄養素についてご説明しますね。
ビタミンC
さつまいも(皮むき、蒸しの場合)100gあたり29mgのビタミンCが含まれています。
1日の摂取量が100mgなので、1/3も摂取することができます。
しかも、さつまいものビタミンCは、でんぷんが糊化するため熱に強く、成分が壊れず体内に吸収できる優れもの。
焼きいもにしても、ビタミンCの成分がほとんど変わらないのは嬉しいですよね。
ビタミンE
さつまいも(皮むき、蒸しの場合)100gあたり1.5mgもビタミンEが含まれています。
食事摂取基準では、18歳以上の男性で6.5mg、18歳以上の女性で6.0mgのビタミンEが必要と示されているので、さつまいもは必要量の1/4も摂取できるお助け食材。
ビタミンEは、不溶性のビタミンなので、摂りすぎには注意しましょう。
ただし、1日の耐用上限量は男性が800mg以上、女性では650mg以上なので、食事で摂る分には過剰症の心配はなさそうです。
サプリメントも成分表示を確認しながら、上限に気をつけることで心配せずに摂取できそうでそうですね!
カリウム
さつまいものカリウムは意外にもバナナよりカリウムが豊富です。
バナナ100gあたりのカリウムが360mgなのに対し、さつまいも(皮むき、蒸し場合)は100gあたり480mgも含まれています。
食事摂取基準による目安量は、18歳以上の男性で2,500mg、18歳以上の女性では2,000mg。
女性の目安量と比べ、1/4量ほどをさつまいもから摂ることができます。
ヤラピン
さつまいもの切り口から白い液体が出てきてビックリした!という経験はありませんか?
そのまま調理しても大丈夫?と疑問に思いますが、この白い液体は栄養成分のヤラピンなんだとか。
ヒルガオ科の食物に含まれているらしく、野菜の中ではさつまいもにしか存在しない成分のようです。
ヤラピンは昔から、便秘解消に効果があると言われています。
食物繊維とヤラピンが合わされば、鬼に金棒ですね!
食物繊維
さつまいも(皮むき、蒸しの場合)100gあたり2.3gの食物繊維が含まれています。
不足しがちな栄養素として取り上げられる食物繊維ですが、さつまいもなら食物繊維の目標量20gの1/9ほど摂取することができますよ。
かぼちゃや人参の方が100gあたりの食物繊維は多いですが、人参100gだとまるまる1本食べないと摂れません。
さつまいもなら小さいもので1本150gほどなので、焼き芋にしたらペロリと食べられてしまう量だと思いませんか?
さつまいも1本食べると余裕でかぼちゃや人参の食物繊維の摂取量を追い越すことができます。
アントシアニン
紅芋や紫芋には、ポリフェノールの一種「アントシアニン」が含まれています。
アントシアニンといえば、ぶどうやブルーベリー、プルーンなどが思い浮かびますよね。
果物のイメージが強いアントシアニンですが、さつまいもにも含まれているんですよ。
さつまいもの栄養からみる効能
【さつまいもの効能】
・アンチエイジングでサビない身体になる
・生活習慣病の予防
・美肌効果
・美容の大敵!むくみ防止
・ポリフェノールで老化防止
・便秘解消に嬉しい効果
それでは、詳しくご説明しますね。
アンチエイジングでサビない身体になる
さつまいもに含まれるビタミンCは、身体の抵抗力を高める作用があり、ストレスや風邪などの病気から身体を守ってくれます。
また、皮膚のメラニン色素の生成も抑えてくれるので、日焼け防止にも効果あり。
紫外線からお肌を守ることで、アンチエイジングにも繋がります。抗酸化作用でサビない身体を目指せそうですね。
もし、旦那さんが喫煙者の場合、ビタミンCの要求量が高まるそうなので、不足しないよう摂取してもらうことが大切です。
特に、さつまいもやじゃがいもは、加熱してもビタミンCを多く摂取できるのでおすすめ!
生活習慣病の予防
さつまいもに含まれるビタミンEは、強い抗酸化作用が期待できるので、細胞の酸化を防いでくれます。
血中のコレステロールの酸化を抑制するので、生活習慣病の予防になりますよ。
美肌効果
さつまいもはビタミンCとビタミンEを豊富に含むので、女性に嬉しい美肌効果も期待できます。
ビタミンCにより、体内のコラーゲンの生成もスムーズになるので、しみやシワ、たるみの改善に効果的。
ニキビや吹き出物などの肌トラブルの改善にも!
美容の大敵!むくみ防止
さつまいもに含まれるカリウムは、むくみ防止に効果があるといわれています。
なぜなら、カリウムは身体の余分なナトリウムを体外へ排出してくれる役割があるから。
朝起きると顔がむくんで化粧がうまくできなかったり、夕方になると足がパンパンで靴がきついこともありますよね。
むくみから解放されたあなたの未来を想像しただけで嬉しくなりませんか?
ポリフェノールで老化防止
アントシアニン色素は、活性酸素の働きを抑えてくれる働きがあるそうです。
活性酸素が増えすぎると、身体の中のバランスが乱れて健康な細胞まで攻撃するようになってしまいます。
酸化が進むとしみやシワが増えてしまう原因にもなるので、抗酸化作用の高いポリフェノールはあなたの強い味方になってくれそう!
便秘解消に嬉しい効果
さつまいもは食物繊維が豊富に含まれているので、便秘解消にも効果的です。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、さつまいもは不溶性食物繊維が多く含まれています。
さつまいもに多く含まれる食物繊維は、消化されずに大腸へ届き、腸内の水分を吸収して便のカサを増やすので、腸の蠕動運動が活発になります。
蠕動運動が活発になることで、腸に溜まっている便が押し出され、便秘解消に繋がりますよ。
有害物質も便と共に排出できるので、腸のデトックスにもなり、大腸がんのリスクも減らせるそうです。
さつまいもの皮も食べて栄養強化!
さつまいもを食べるなら、皮まで一緒に食べることをおすすめします。
なぜなら、皮にはポリフェノールやビタミンなどが豊富に含まれているから。
しかも、皮と実の間には便秘解消に効果的なヤラピンも多く含まれています。
皮まで食べるのはちょと抵抗があるかも・・・。と思っている人もチャレンジしてみませんか?
皮も食べることでアンチエイジングが期待できると思えば気になりますよね。
食べるときは、しっかり洗って農薬を落としてから調理しましょう。
まとめ
今回は、さつまいもの栄養と効能について解説しました。
さつまいもは食物繊維だけではなく、ビタミンCやビタミンE、カリウムやポリフェノールなど多くの栄養を含む食材です。
皮まで食べるとさらに栄養も摂取できるのでおすすめ!
便秘解消はもちろん、抗酸化作用によるアンチエイジングやむくみ防止も期待できます。
手軽に食べられるさつまいもは、女性の強い味方です。
美容と健康にかかせないさつまいもを食べて、あなたのアンチエイジングを加速させてみませんか?