「減量中の人って何でさつまいもを良く食べているの？」実は、ダイエットとさつまいもって相性が良いんです。さつまいもは、栄養が豊富に含まれているため、減量するために嬉しいメリットがたくさんあります。

そこで今回は、減量したい方のために、ダイエットにさつまいもがおすすめな理由をご紹介します。

この記事でわかることは以下の通り。

 

減量したい方にさつまいもがおすすめな理由

減量したい方にさつまいもがおすすめなのは、栄養が豊富でGI値が低いからです。他にも減量に嬉しいメリットがたくさんあります。

・ビタミン、ミネラルが豊富
・食物繊維がたっぷり
・GI値が低い
・腹持ちが良い

では、詳しく見ていきましょう！

ビタミン・ミネラルが豊富

さつまいもは、ビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。ビタミンCやビタミンE、カリウムなど、不足しがちなビタミンを補うことができます。

さつまいものビタミンCは、でんぷんに守られているため、加熱しても栄養を効率良く摂取できるのもポイントです。バランスの良い食事を取ることは大前提ですが、さつまいもからもさまざまな栄養を補給できるため、ダイエットにおすすめです。

さつまいもの栄養について、こちらの記事で詳しく解説しています↓

【さつまいもは女性のミカタ】実は栄養たっぷり!さつまいもの秘密

 

食物繊維たっぷり

さつまいもには、食物繊維がたっぷり！便を柔らかくする水溶性食物繊維は、さつまいも（皮つき/生の場合）100gあたり0.9g含まれており、便のカサを増やす不溶性食物繊維は、さつまいも（皮つき/生の場合）100gあたり1.8g含まれています。

また、さつまいもにしか含まれていないヤラピンも便を柔らかくする作用があるため、快腸になれるかもしれませんね。減量しても便秘気味だと、肌荒れしやすいので、キレイに痩せるためには腸内環境を整えることも大切です。

 

GI値が低い

GI値とはGlycemic Indexの略で、血糖値の上がりやすさを示す指標です。血糖値が上昇することでインスリンが分泌され、糖が筋肉や肝臓に取りこまれます。しかし、余った糖は脂肪へと変わってしまうので、注意が必要です。

そのため、ご飯やパンなどのGI値が高い食品を食べると、血糖値が上昇しやすく、脂肪として蓄えやすくなります。反対に、GI値が低ければ血糖値の上昇は緩やかで、脂肪の蓄積を防げます。

さつまいものGI値が55なのに対し、食パンのGI値は91です。さつまいもは食パンに比べてＧＩ値が低いため、脂肪を溜め込みにくく、減量におすすめです。

 

腹持ちが良い

食事制限による減量をしていると、空腹感が辛いと感じることもあるでしょう。減量時にさつまいもを食べるメリットは、腹持ちが良いことです。

さつまいもは、食物繊維が多く少量でも満足感を得やすい食品です。食物繊維が豊富なので、消化もゆっくり。そのため、腹持ちが良くダイエットに最適です。

さつまいもダイエットのメリットとデメリットについて、気になる方はこちらの記事が参考になります↓

さつまいもダイエットのメリット･デメリット|効果的な方法を大公開

 

減量したい方はふかし芋がおすすめ

減量したい方にふかし芋がおすすめな理由は、手軽に調理できることと続けやすいからです。さつまいもダイエットをするときは、主食をさつまいもに置き換えましょう。

1食分は150gを目安にし、バランスの良い食事を心掛けてください。減量中は、大学芋や天ぷら、スイートポテトなどのように、カロリーの高い調理法にせず、ふかし芋などそのまま食べられる調理法にすると良いでしょう。

 

さつまいもは調理法によってGI値が変わる

さつまいもは調理法によってGI値が変わります。焼き芋にすると、でんぷんが麦芽糖に変わるため、体内に吸収されやすくなります。生のさつまいものGI値は55ですが、焼き芋ではGI値が80～85へ上昇するため、調理法にも気を配りましょう。

また、さつまいもは冷やすことでレジスタントスターチに変わるため、血糖値の急上昇を防ぐことができます。レジスタントスターチは、難消化性でんぷんと呼ばれ、食物繊維のような働きをする成分です。

効率よく痩せたい方は、冷やして食べる習慣を取り入れてみてくださいね。

GI値について、こちらの記事で詳しく解説しています↓

さつまいものＧＩ値は調理法によって変わる！ダイエットにおすすめなポイントとは　

 

電子レンジを活用したふかし芋の作り方

毎日慌ただしく過ごしている方にとっては、調理する時間が億劫なときもありますよね。ふかし芋を作るために蒸し器を用意して、じっくり蒸かすのは手間もかかります。そこでおすすめなのが、電子レンジを活用したふかし芋です。

【作り方】
1.さつまいもを良く洗って、ぬらしたキッチンペーパーで包みます。
2.1の上からラップで包みます。
3.電子レンジで600Ｗ1分加熱し、200Ｗに温度を下げてから約10分加熱します。
4.竹串がスーッと刺されば完成です。
※調理機器によって、加熱時間が異なる場合があります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

時間が取れる方は、蒸し器でふかし芋を作ってみるのもおすすめです。甘みが増して美味しいですよ。↓

蒸し器で甘いさつまいも！調理方法と蒸し器がなかったときの対処法

 

まとめ

今回は、減量したい方のために、ダイエットにさつまいもがおすすめな理由をご紹介しました。さつまいもは、栄養が豊富に含まれていることに加え、GI値が低く、腹持ちが良い食材です。

特に、減量したい方は、ふかし芋にして食べるのがおすすめです。忙しい方は、電子レンジを上手に活用してさつまいもダイエットに挑戦してみてくださいね。