さつまいも餡を包んだ大福を電子レンジで手軽に作ってみませんか?

もちもち食感の求肥とほんのり甘いさつまいも餡が絶妙です。

求肥は、白玉粉と砂糖と水があれば電子レンジで簡単にできるので、お子さんと一緒に大福もち作りにチャレンジできますよ。

材料（2人分）

白玉粉　　　　　　　  　　  70g
砂糖　　　　　　　　  　大さじ2
水　　　　　　　　 　  　150ml
片栗粉　　　   　　　  　大さじ3
さつまいも　　　　　  　　150g
砂糖　　 　　　　　 　 　大さじ1
さつまいものゆで汁　　　大さじ1

作り方

①さつまいもの皮をむき、角切りにする。

②さつまいもを竹串でスーッと刺さるくらいの硬さに茹でる。ゆで汁は大さじ1ほど残しておく。

③さつまいもを裏ごしする。

④③に砂糖とさつまいもの茹で汁を加えて混ぜる。

⑤4等分に丸めておく。

⑥白玉粉に砂糖と水を加えて泡立て器で混ぜ、ラップをしてから電子レンジで500W1分半加熱する。

⑦加熱後、生地を均一に混ぜる。

⑧再度、電子レンジで500W1分半加熱する。

⑨片栗粉を敷いたバットに生地をあけ、まんべんなく片栗粉をまぶす。

⑩生地を4等分し、さつまいも餡を包み形を整えて完成。

料理のコツ&ポイント

・しっとりとしたさつまいも餡を作るため、さつまいもを茹でます。ゆで汁を使うのがポイント。

・さつまいもは裏ごしすることで、口当たりを滑らかにします。

・白玉粉は電子レンジを使って、生地の硬さを調整します。柔らかすぎる場合は、さらに10秒ずつ加熱して様子を見てください。

・生地がダマにならないようにするため、白玉粉は泡立て器で粒がなくなるまでしっかり混ぜましょう。

栄養の豆知識

さつまいもの栄養

・ビタミンC：抗酸化作用があり、抵抗力が高まる。日焼け防止。

・ビタミンE：抗酸化作用があり、生活習慣病の予防になる。

・食物繊維：便秘解消に効果的。

・ヤラピン：さつまいもにしか含まれていない成分で便秘解消に効果がある。

・カリウム：むくみ防止。

・アントシアニン：ポリフェノールの一種で抗酸化作用がある。
（＊1）（＊2）

【参考資料】
＊1文部科学省
＊2公益財団法人 長寿科学振興財団

ゆみこ＠管理栄養士

■プロフィール■
病院栄養士として患者様に寄り添った食事作りに専念。保育園栄養士として勤務した経験もある。
その後、特別養護老人ホームにて高齢者様の食事作りや栄養ケアマネジメント業務に携わる。