子どもの夏休みの自由研究におすすめ!さつまいもの水耕栽培
さつまいもは夏休みの自由研究におすすめの食材です。毎日さつまいもの成長を観察し、変化を書き留めておきましょう。早めに準備を始めれば、夏休みになってから慌てることもありません。
さらに、水耕栽培で芽が出たさつまいもを土に植え替えて、秋の収穫を楽しむこともできます。今回は、子どもの夏休みの自由研究におすすめ!さつまいもの水耕栽培についてご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・さつまいもの水耕栽培のやり方がわかる
・収穫したあとにおいしく食べる方法がわかる
目次
さつまいもが夏休みの自由研究に向いている理由
さつまいもは年間通してスーパーで手に入りやすい食材です。買い物ついでに準備することができるのもポイントです。
さつまいもを水耕栽培にすれば、土づくりの必要がなく、室内で栽培できるメリットがあります。また、早めにはじめて土に植え替えれば、秋に収穫を楽しめるかもしれません。
もちろん、収穫を目的としないのであれば、短期間で成長を観察することができます。育ったさつまいもの芽は食べられるので無駄になりません。
2.3日前、さつまいもに芽が出たのを気づいて水耕栽培してみたら、みるみる育ってます(笑)
生命力ってすごい! pic.twitter.com/t4i57syW1E
— こまめ ひなみ (@koto02091) October 12, 2020
夏休みの自由研究は早めに準備しよう
さつまいもを放置していたら、芽が出てきたという経験はありませんか。さつまいもの収穫まで考えているのであれば、早めに準備し始めることが大切です。その場合、さつまいもの芽だしは、3月~4月が適しているといわれています。(苗の植え付け時期:4月~5月)
とはいえ、自由研究のためだけに育てるのであれば、夏休みに入ってからでも大丈夫です。
さつまいもの収穫まで考えている方は、こちらの記事が参考になります↓
さつまいもの自由研究には水耕栽培がおすすめ
さつまいもを自由研究のテーマにするなら、水耕栽培がおすすめです。さつまいもを水につけるだけなのでとても簡単!成長も早いので、写真に撮ったり、観察日記をつけたりしましょう。
さつまいもをいくつか用意し、日当たりの良い場所や悪い場所、冷蔵庫の中などで育てて比較してみるのもおすすめです。また、人参や大根のへたをさつまいもと同じ時期に水耕栽培しはじめて、さつまいもの芽の出方と比較してみるのも良いでしょう。
ただし、さつまいもを水耕栽培で育てる場合、さつまいもを収穫することはできません。収穫するには、畑やプランターに植え替える必要があります。
水耕栽培ではさつまいもの収穫ができませんが、芽の出方を観察する自由研究の材料としては簡単に育てられるのでおすすめです。
水耕栽培のやり方
【用意するもの】
・さつまいも(スーパーで購入できるものでOK)
・深さがある容器(ガラスや陶器、ペットボトルなど)
・水
【水耕栽培のやり方】
1.さつまいもは丸ごと、若しくはカットする。
2.容器に水を入れておく。
3.さつまいもの断面を水に浸ける。さつまいもが1~2㎝水に浸かる程度でOK。
水耕栽培の注意点
水耕栽培は水に浸けるだけで成長を観察できますが、水の交換はこまめに行う必要があります。水を替えないまま育てると、腐ってしまう可能性があるので気をつけましょう。
そのため、毎日水を交換するようにしてください。また、さつまいもにぬめりや泡立ちが見られた際も、水の交換をした方が良いでしょう。
さつまいもは養分を使って芽を出すので、追肥の必要はありません。水に浸けるだけで水耕栽培できるので手軽に栽培できます。
水耕栽培について、こちらの記事で詳しく解説しています↓
収穫したあとにおいしく食べるポイント
さつまいもの茎は、クセが少なくシャキシャキした食感を楽しめる食材です。食べやすいので、収穫したらぜひ調理してみてくださいね。
さつまいもの葉は天ぷらに、茎はきんぴらにするのがおすすめです。茎のきんぴらの作り方は以下の通りです。
さつまいもの茎のきんぴら
【材料】
さつまいもの茎・・・150g
しょうゆ・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
酒・・・大さじ1/2
砂糖・・・小さじ1/2
唐辛子・・・お好みで
ごま油・・・大さじ1
【作り方】
1.茎の皮をむき、30分ほど水につけてアク抜きをする。
2.茎を3cmほどの長さに切っておく。
3.フライパンにごま油をひき、唐辛子を入れる。
4.2を加えてしんなりするまで炒める。
5.茎がしんなりしたら、一度火を止め調味料をすべて加える。
6.再度火にかけ、水分を飛ばしながら炒める。
7.器に盛り付ける。
さつまいもの茎の栄養を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください↓
まとめ
今回は、「子どもの夏休みの自由研究におすすめ!さつまいもの水耕栽培」についてご紹介しました。さつまいもはスーパーでいつでも購入できる食材です。水耕栽培にすれば、比較的早く芽が出るため、夏休みの自由研究のテーマに適しています。
ただし、水耕栽培ではさつまいもを収穫することはできません。秋にさつまいもを収穫したい場合は、土やプランターに植え替えることをおすすめします。早めに準備をして、楽しく観察してみてくださいね!