【甘くないさつまいも】黄金千貫(コガネセンガン)の美味しい活用法
皮の色が白っぽい、ほくほく系の黄金千貫(コガネセンガン)は、スーパーでもあまり見かけない珍しい品種のさつまいもです。とはいえ、収穫量は安納芋や紅はるかよりも多く、でんぷんを使った焼酎や加工品に数多く活用されています。
ほかのさつまいもに比べて甘さ控えめなので、甘いさつまいもが苦手な方にはぴったりかもしれません。今回は、甘くないさつまいもの黄金千貫(コガネセンガン)の特徴と美味しい活用法についてご紹介します。
この記事でわかることは以下の通り。
・黄金千貫(コガネセンガン)の選び方や保存法がわかる
・黄金千貫(コガネセンガン)の美味しい活用法がわかる
目次
黄金千貫(コガネセンガン)の特徴
黄金千貫(コガネセンガン)は、白い見た目が印象的なさつまいもで、じゃがいもの見た目に似ています。気になる「産地」や「味」「旬」などについて詳しく見ていきましょう!
産地
鹿児島県や宮崎県で多く栽培されている品種です。「鹿系7-120」と「L-4-5」の品種を交配したさつまいもで、1966年に命名登録されています。
参考元:農林水産省
味
黄金千貫(コガネセンガン)の皮と果肉は、主に黄白色です。皮の黄金色が特徴的で、収穫量が多い(ザクザク収穫できる)ため、黄金千貫(コガネセンガン)と呼ばれるようになったそうです。
甘さ控えめで、ほんのりとした甘みが感じられます。食感はほくほくしていて、きめが細かいさつまいもです。若干粉っぽさが感じられるため、好みがわかれるかもしれません。でんぷんが多く含まれていることから、焼酎や加工品として使用されています。
旬
黄金千貫(コガネセンガン)は、秋から冬(11月~12月)にかけてが旬です。収穫後にさつまいもを寝かせることで、でんぷんが糖に変わるため甘さが増します。
黄金千貫(コガネセンガン)の選び方
ラグビーボールのような形をしていて、ずっしりと重みのあるさつまいもを選びましょう。一方、さつまいもの皮に傷がついているものや、一部が変色しているものは選ばないことがポイントです。
保存方法
黄金千貫(コガネセンガン)は、ほかのさつまいもと同様に、1本ずつ新聞紙に包んでから冷暗所で保存してください。冷蔵庫に入れると低温障害を起こしやすいため、紙の袋や段ボールなどに入れておくのがおすすめです。保存するときは、風通しの良い場所で保管しましょう。
調理後のさつまいもは、ラップに包んでからジップロックなどの袋に入れて冷蔵庫で保存したり、冷凍庫で保存したりすることで長くさつまいもを楽しめますが、美味しく食べるためには、早めに消費してくださいね。
さつまいもの選び方と保存方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています↓
黄金千貫(コガネセンガン)は甘くない?美味しい活用法
黄金千貫(コガネセンガン)は、甘さ控えめでほくほく感が味わえるさつまいもです。そのため、焼き芋やふかし芋などにして食べるとおいしく頂けます。料理に使うときは、天ぷらや芋けんぴ、大学芋やさつまいもご飯などにして活用するのがおすすめです。
黄金千貫(コガネセンガン)は甘みの少ないさつまいものため、甘さが足りないと思われる方もいるでしょう。そこでおすすめなのが、黄金千貫(コガネセンガン)を使ったスイートポテトや大学芋です!
大学芋
外はカリッと、中はホックリの大学芋。一度素揚げが必要なため、カロリーが気になる方もいるでしょう。そこで、罪悪感を減らして食べたい!という方におすすめなのが、油の量を抑えた大学芋です。
フライパンで簡単に作れるので、気になる方は作ってみてくださいね。
スイートポテト
さつまいものスイーツの定番スイーツ!黄金千貫(コガネセンガン)を使って、スイートポテトを作ってみませんか?黄金千貫(コガネセンガン)は、甘さ控えめなので、スイートポテトにする際は、砂糖の量を調整してください。
まとめ
今回は、甘くないさつまいもの黄金千貫(コガネセンガン)の特徴と美味しい活用法についてご紹介しました。黄金千貫(コガネセンガン)は、白い見た目のさつまいもです。
収穫量はさつまいもの中でもトップクラスですが、主に焼酎や加工品に使われるため、スーパーで見かけることは少ないのかもしれません。
とはいえ、甘さ控えめなので、甘いさつまいもが苦手な方にとっては、人気のさつまいもです。さつまいもは品種が豊富に栽培されています。さまざまな品種のさつまいもを試して、お気に入りの品種を見つけてみてくださいね。